協生むー茶園の大変貌 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

3月1日 協生むー茶園 造成

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可哀そうだが・・  赤土だらけに
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野人こと「無茶人」は、一カ月以上茶屋人のところへは一度も行けなかった。

車で30分もかからないのだが、近くて遠い。

茶屋人も新茶の製造で最も多忙な時期、製造工程を画像に残したかったのだがそれも出来なかった。

今年は天候の影響で製造が大幅に遅れているらしいが、無茶人の発売準備も遅れている。

パッケージもデザインも決まり、やっと昨日出向き、出来たての新茶を飲みながら打ち合わせをして来た。

近々発売予定だが、ついでに近所の人がぶったまげるほど大改造した協生むー茶園の様子を見に行った。

長い間農薬も肥料もまったく使っていない2反の茶園は無茶人専用になった。

つまり茶葉はすべて買い上げると言うことだから、売らんと・・いかんな。

芝生のように密生、不自然な茶園をトラ刈りのように間引いて畑にしたのだが、初年度は期待していないので草を生やしても良かった。

せっかくだから少々の果樹を植え、種も蒔いたが全体の半分しか手は入れていない。

猪の猛攻でどうなるかもわからなかったから様子を見るつもりだった。


かったあ~い赤土 どうにもならん

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3月4日、今野さんとマリンビレッジスタッフと3人で植樹、うねも作らず花咲じじいみたいに種を直蒔きしたが、4月に入っても芽が出る気配はなかった。

後半にやっとまばらに芽が出たが、これじゃあ期待出来んとまああきらめていたのだ。

出来ても小さい野菜で草に負けるだろうと予測していた。

5月、茶屋人に聞いても、「結構芽が出ているよ」とは言っていたが、野菜を作ったことがない茶屋人は大きいかも小さいかもまったくわからないのだ。

ムー農園、新農園はレタスなどがやっと芽が出たばかりだからたいしたことはないはずだ。

堆肥や肥料や水をマメにやればそうではないのだろうが、そんな面倒なことはしない。

「茶を刈る時、野菜ちょっと踏みつぶしたけどごめんね・・」と茶屋人は言った。




むー茶園に着いて・・・無茶人の目が・・テンになった・・




「な・・なんじゃ こりゃあ~~!」



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・・  ・・・


この場所が・・
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あっらあ~~
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小松菜 ミズナ チンゲンサイ ラディッシュ・・

元は拳より大きな赤土の塊だらけでまともに歩けなかった


そこには大判小判が・・

いや、協生農法では見た事もないような巨大野菜の密林があった。

滅多に驚くことがなく、腰の強さにも定評がある無茶人も、腰が抜けそうに驚いた。

どう考えても出来る道理がない・・

荒れ地に種蒔いて、いきなり立派な野菜が出来れば誰も苦労はしない。

無茶人の思考回路は瞬時に、こうなった可能性を3つはじき出した。

そして「消去法」で答えは一つに絞られた。

無茶人、いや、野人のライフワークであり、協生農法とは異なる長年の研究内容に大いに関係があり、光明が見えてきたようだ。

まだ憶測にすぎないが、世紀の発見かも知れんな。


続く・・


う~む・・草より野菜が圧倒的 完全な野菜マルチに・・
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虫喰いも たいしたことない・・
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ドキドキ ドキドキ ドキドキ  音譜  うふ・・