アトピーに取り組む | 野人エッセイす

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15日の日曜日から昨日まで、三日にわたって野人はアトピーに取り組んだ。

海から上がり、仕事が一段落すると24歳の青年が待っていた。

福岡から車で11時間かけて伊勢までやって来たのだ。

野人の郷里は大分県だが、隣の熊本の生まれで現在は福岡で1人暮らしだ。

アトピーに悩み、散々手を尽くしたようだが打つ手もなくなりここまでやって来た。

顔も首も手もガサガサで全身に症状が出ていた。

このブログに出会い、最後の頼みと頼って来たのだから最後まで付き合う。

農法ではなく「時間無制限」の生命講習だ。

「不妊症の対策」でも述べたが野人の答えは同じもの、アトピーの治療法ではなく、元の体に戻す道理を昼も夜も話して聞かせた。

初日にムー農園の野菜数種をむー塩と共に生で食べさせたのだが、翌日、これまでになかった驚きの反応があったと言う。

全身に赤みと痒みがあったのが夜には消え去っていたらしい。

翌日は朝から農園へ、自然界の仕組みの講習のあとは収穫体験ランチ、通常は1人ではやらないが、この日は塩作りも含めて実施した。

食べた事のない協生野菜は彼にとって衝撃で、体が即応するほど旨かったらしい。

パンパンに膨らんだ完熟エンドウは、筋を取らずに生で食べても柔らかく青臭さや雑味もなく、甘い果物とも言える。

食事中に、朝にはカサカサしていた指の皮膚が正常に戻ったというのだ。

これまでの経過からもアトピーが一番手強く、一筋縄では行かないのだが、あまりにも反応が早くて即効性が見られた。

夜も遅くまで話をしたが、彼の顔には所々に大スプーン程度の化粧したような白い部分があった。

最初は額にあったものが、1時間もしないうちに頬に移動していた。

ここまで早く移動したことはないようで、血流が活性化しているようだった。

最終日は山水汲みと樹木講習を兼ねて川遊びだ。

植物だけでなく海水の活用法も事細かく教えてあげた。


地球上でこれまで生きて来られた動物はすべて完全な生命体、その仕組みに不完全なものなどあるはずもない。

その生命の細胞、代謝を維持するのもまた完全な生命でしかない。

野人は彼にその生命を食べさせた。

病名や食品の成分に囚われるほど生命の本質は見えなくなる。

常識に振り回されなければその理を解することは難しいことではない。

お土産にはお気に入りのエンドウとシマラッキョをどっさり持たせ、経過報告を依頼した。

これらは数ヶ月間は完全な生命力を保つ最強のサプリとも言える。

これからまた何度か伊勢に来るようだが元の体に戻ることを祈っている。



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