今年もマリンビレッジに野生のエイ達がやって来た。
10キロ近いボスの「エイ・リアン」以下、「エイ・ホッホ」「エイ・サッサ」などのエコ・エイ達十数匹だ。
毎年ゴールデンウィークにはレストガーデンの下でお客様をお待ちしている。
「いらっしゃいませ~~!」とまでは言えないが、サービス精神は旺盛。
背が水から出るほどの浅瀬にも「ズ~~ン!」と乗り上げてエサを食べる。
遠くから水が盛り上がりこちらに突っ込んで来る様子は、海底二万海里のネモ船長の潜水艦「ノーチラス号」に似ている。
ゴキ子やアゲハのお蝶に芸を教えたように、ボスのエイ・リアンにも行儀作法を仕込んだ。
手がないので「お手!」はしないが、野人が頭を撫で撫でしてやれば尻尾振って喜ぶ・・・
ただし、エイの尻尾には耐え難いほどの強烈な毒針があるので、お客様は下に降りられないようにしている。
尻尾でお手でもされたら・・悶絶だ。
彼らは釣って来てさばいた残りの「キスのアラ」を楽しみにしている。
頭から内臓まで綺麗さっぱり浄化処理してくれるから「エコ・エイ」・・まったく生ゴミが出ないのだ。
野人は新鮮なエイの肉もヒレも・・・大好物。
最初は「エイがヒレ背負ってやって来た・・毎日食える・・」と喜んだ。
しかしだな・・これだけ野人の為に懸命に働いてくれたら愛着も芽生える。
ムー農園の鳥やモグラや虫達と同じ、ゴーリキマリンビレッジの「スタッフ」なのだ。
今やムーとエイは・・協生関係にあるから
とても食えん酸・・
子供達は大はしゃぎで「エイ・リア~~ン!!」と叫びながらエサを投げている。
迫力あるエイ・リアン達を間近で見たければ、是非マリンビレッジの「キス釣りと天ぷらランチ」にいらっしゃいね。
キスのアラがないと・・出番のない彼らは寄っては来ない。
リアンの鼻の穴はデカイ・・・
試しに・・キスの頭を鼻の穴に入れて見た
「ブハ~~クショイ!」と・・吹き出すかと思えば・・
いつまで待っても出て来ない
リアンは涼しい顔・・
そう! リアンは鼻の穴でエサを食える
エサを食ったら・・サッサと引き揚げる・・
エイ・ホッホの特技
すぐに・・メスの上に・・ホッホ!と乗りたがる
テーマ エイ・リアン物語
エイ・リアンを飼い馴らす野人
http://ameblo.jp/muu8/entry-10294928883.html
毎日お掃除 エコ・エイ達
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