イカ解体特訓とイカスミパスタ | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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スミ・・潰すなよ
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スミを搾る庭人
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おい パスタ原人・・
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ど~やって 混ぜるんだ・・
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不味そうだ・・・な
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セファリ合宿の予定は詰まっていたのだが、仲買人からスミイカが揚がったと連絡があった。

原人、庭人と共に朝から鳥羽の漁港へ、スミイカ30匹を仕入れて来た。

友人の仲買人はいつものように野人のおかずにと1.5キロの活きた黒鯛を1匹くれた。

これだけのスミイカを処理するのは骨が折れるが、この日は魚の解体に慣れて頼りになる庭人と頼りにはならない原人がいる。

昼のメニューは「イカ墨パスタ」と「黒鯛の造り」に決まった。

野人はあのお歯黒パスタはあまり好まないが原人がどうしても食いたいらしい。

イタリアで食ってから病みつきになったようだ。

イカも墨も活きたものを使うからこれ以上の鮮度はなく、あとは料理の腕次第だ。

イカの解体順序と恐怖のスミ袋の外し方を特訓、解体が始まった。

処理数は案の定、野人が大半で後は庭人、原人は6匹くらいか・・

さすがにまとめてこれだけやれば2人ともスミイカの解体術は卒業だ。

刺身用、BQ用に仕分け、8匹は塩辛、大きなイカ1匹は黒鯛と共にお昼の刺身。

パスタ作りは庭人と原人が担当、6人前を4人でたいらげた。



後遺症として、全員、翌日のウンチは・・・真っ黒だった。

消化機能の乏しい鳥類は葉っぱを大量に食べるとウンチに緑色が残るが、緑のウンチをする人間はいない。

さすがの人類もイカ墨の養分は吸収してもあの色までは無理なようだ。

墨汁の原液のようなイカ墨を庭人が「たっぷり」入れたせいもあるが・・

そのまま習字に使えそうなくらい・・見事に真っ黒だった。

笑うしかない、翌日は全員で笑った・・


結構旨い
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黒鯛の中華造りと 透明で反り返ったイカ刺し
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美味しいな 
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あ~ん・・してみろ
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・・ ・・・