白菜の再生 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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この夏造成したばかりの新農園に比べて4年目のムー農園の白菜は順調だが、それでも幾つかは出遅れている。

購入したひ弱な苗の時に虫に食われ過ぎて半分あきらめていたのだが再生してきた。

予備の苗を数十株用意していたのだがその必要はなさそうだ。

中心部がないにも関わらず脇から新たな芯を伸ばし、中には元の芯が復活、双子になりそうな白菜もある。

猛暑初期水やりの失敗と、根まで食われて消滅したのは250株中わずか5株だった。

造成した初年度は白菜もキャベツもほぼ全滅、生き残りもまともな形にはなれなかった。

野菜が健全に成長する最大の要素は、野菜本体の生命力と草や虫達が築く完全な土壌の生命力であり、人間による耕起や堆肥やお石灰や肥料ではない。

そのことをこの白菜達が証明している。

今年はムー農園の至る所で逞しいバラ白菜や密度の濃いキャベツが見られそうだ。


ナス子を押し退けるハク太郎 世代交代・・
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