食欲の秋 1 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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10月16日の土曜日、マリンビレッジは大勢のお客様で賑わった。

バスで来た30人のグループはマリーナ桟橋でのハゼ釣りと天ぷら、野人は船でガッコの先生方12名、家族6人の計18人のお客様をキス釣りと天ぷらランチに案内した。

他に食事のみのお客様を合わせておよそ60名超だ。

キス釣りランチが一人¥5800、ハゼ釣りランチは¥2600、BQ¥2800と単価は高いが満足度も高い。

これから11月いっぱい、桟橋ではハゼの他クロダやスズキの子がよく釣れ、さばいて天ぷらで食べるには十分。

のんびりと船酔いの心配もなくマイペースで好きなだけ一日遊べる。

逆に船でのキス釣りは北西風が強まり出航が困難になって来る。

案の定この日はさすがの野人も苦戦した。

北西の風で目の前15分のいつもの漁場は波が高い。

女性子供が多く、断念して40分走って鳥羽の島の裏側まで走った。

しかしこれからワカメの養殖シーズンで筏張りの真最中だった。

万事休すでさらに他の島の風裏へ15分かけて移動、釣りを始めたのは10時に出航して1時間後だった。

一向に釣れる気配がなく移動、釣果もなく終了予定時間まで30分。

マリンビレッジに連絡、釣果は見込めず食材の準備を依頼した。

この日は早めに準備しないと間に合わないからだ。

あきらめず最後の賭けで釣り場移動、通常は10m以内だが水深20mラインを攻めた。

賭けは的中、面白いようにキスやトラギスやベラやタイにカサゴまで釣れた。

時間になったが「終了~!」と言える雰囲気でもなく、後の予定の有無を確認して1時間サービス延長した。

魚は面白いように釣れ続け、皆満足して納竿、帰路に就いた。


続く・・