ハブ上回る猛毒オコゼに刺された死亡事故について | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

昨日のニュースだが、沖縄で熟練のダイビングインストラクターが「オニダルマオコゼ」の毒針の犠牲になったようだ。

誤って踏みつけたのだろうが、あの毒針を足の裏に何本も受けたらひとたまりもないだろう。

場所が場所だけにすべての毒を吸い出せないが、野人ならそれに全力を尽くす。

たとえ足の裏で複数個所であろうが吸い出すしかないのだ。

吸うのは危険だとたわけた事を言う人もいるが、血液に毒が回る目の前の人の方がはるかに危険で、旨くない毒など吐き出せば良い。

時間との勝負で、10秒以内が望ましいが、それを過ぎれば全ての毒は吸い出せない。

しかし最悪の事態だけは免れたかもしれない。

一般的にはお湯をかけると言われ、そうしたようだが、それはタンパク質毒の凝固が目的で体内深く入れば効果は薄く、その時間少しでも吸い出した方が良いのだ。

毒針1本でも手はグローブのように数倍に腫れあがる。

野人も2度刺されたことがあるが、一度目は死ぬ思い、2度目はすぐに吸い出し始め、血は出なくとも20回は繰り返した。

結果は、腫れもせず、痛くも痒くも何ともなかった。

身を持って証明した事を書いている。

オコゼに限らず、マムシもハブもムカデもハチも同じことで、全ての毒はこれが鉄則だ。

数分ではなく数秒単位、人工呼吸よりもはるかに時間との勝負の要素が強い。

今の病気のように対処療法ではなく、根本原因の「毒」を除くことが重要。

根元を縛って毒が回らないようにすることでもなく、素早く「抜く」ことだ。

同じ海に生きるものとしてお悔やみ申し上げます。


オコゼの毒針画像と護身術

http://ameblo.jp/muu8/entry-10422316731.html

ゴジラを喰らう

http://ameblo.jp/muu8/entry-10421855904.html