艶姿四人娘 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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サワラで遊ぶ・・・
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この日の竿頭  大漁 ザルに入らない
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口が閉まる時間もない 大合唱
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刺身の盛り付けも自分達で
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昨日は連休初日でマリンビレッジは賑わった。釣りと天ぷらも4組のお客様で賑やかだったが、なかでも一番騒々しかった、いや、賑やかだったのが兵庫からやってきた4人娘だ。最近、女性グループが増えてきたが、情報雑誌マップルを見てやる気になったようだ。釣りはまったくの初心者でエサのゴカイも付けられない。にもかかわらず、船上ではキャピキャピ、ピチピチで騒々しく、釣った時の歓声も最後まで衰えず、結局この日一番の釣果で大量だった。餌付け係りの野人は途中放棄、自分で付けさせた。入港前に漁から帰りの野人の友人の漁船が近づき、サワラを一本進呈してくれた。友人は還暦過ぎのごま塩頭でどこから見ても漁師なのだが伊勢の市会議員でこの日はヒマなようだ。サワラはデッキに転がっていたが、着岸するとキャピキャピ娘はサワラをぶら下げ記念撮影、さも自分が釣って嬉しそうな顔をしていた。魚さばきがこれまた騒々しく、「ぽ~にょぽにょぽにょ~」の歌の合唱が響き渡った。この日は魚おろしだけでなく、刺身の作り方まで特訓して自分達でやらせた。さばくのも遅かったが、食べるのも遅く、誰もいなくなったレストランで最後まで四人娘の気勢は衰えなかった。次回はデカイクーラーをかついでやってきそうだ。

いただいたサワラは刺身にしてお客様に差し入れしたが、サワラの刺身を食べた人は少なく、キスの刺身や天ぷらも旨いが釣りたてのサワラの刺身に一番感激したようだ。





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