修学旅行で干物塩作り体験 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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にがりも煮つめた美味しい健康塩
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名札を付けて干す
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昨日は大阪の堺市から小学6年生70名と先生達がマリンビレッジを訪れた。校長先生はじめ先生方は4月にも打ち合わせに来たから顔馴染みだ。干物作り、塩作り、昼食はカレーというコースで時間は2時間しかなかった。塩の話や干物のうんちくは事前に野人が用意した簡単なテキストを送っていた。

昨日は雨風で最悪の天候だったが前日に横雨を防ぐシートを張って準備した。野外の塩釜は使えないので前日に煮つめた海水を土鍋で仕上げてもらった。野人の挨拶で始まり、組ごとに魚のさばき方講習会、それから一人3匹づつ飛び魚をさばく。8%の海水に30分浸けたあと自分達で網に干す。完成した塩は小分けして持ち帰り、干物は乾いた翌朝に先生が受け取りに来てくれる。6年生がこれだけ集まれば賑やかだ。カレーもサラダもセルフでやってもらったが、カレーは「美味しい~!」とおかわりが続出、7升のご飯はあっと言う間になくなった。国産牛バラ肉を6時間煮込んで作ったカレーだから旨い。小学生だからと手は抜いていない。子供達は庖丁を持つのは初めての事であちこちからヘルプの声が飛び交う。中には原型をとどめないくらい異様な干物を作った子も多い。塩が効き過ぎてさぞかし辛いだろう。子供達は礼儀正しく生き生きとしていたが、校長先生以下、先生方の影響も強いだろう。校長先生は最後まで子供達のさばきを付きっ切りで手伝っていたが、あまりさばき方は上手ではなかったようだ。最後に先生方も土産の干物作り。

野人にとっては仕事なのだが一緒に遊べて非常に楽しかった一日だった。

野人の講習会
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調理場は大混雑
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ほれ こいつが飛び魚じゃ ジャイアン・・
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8%の塩水に浸す
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カレーはセルフで好きなだけ
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ランチタイム
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