トンガ沖海底火山の噴火 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

南太平洋のトンガ沖で海底火山が噴火した画像を見て思い出した。野人は海底火山の噴火口に潜った事がある。年中噴火している活発な活火山の真下の海底火山だった。当時は26歳で不定期航路の船長をしていた。NHKの新日本紀行と言う番組が野人の船をチャーターして1週間の探索の為の航海へ出た。火を噴く島々トカラ列島だ。総勢10名くらいだったと思うが、目的は日本初の海底火山の噴火口から出る「エアーカーテン」だったのだ。つまり活動中の海底火山へ潜ると言う事だからそんなフィルムは国内にないのは当たり前だ。嫌だったがまあ仕方ない。ギャラに負けて引き受けた。野人はバリバリのプロダイバーで、国営放送の水中カメラマンのようにヤワでもなくジョークのセンスもある。今でも忘れる事が出来ないドラマと笑いがあった。40mの海底の噴火口で野人は火傷したのだ。ゆで卵にならなくて良かった。そろそろ「連載 東シナ海流」の後編を再開するかな・・・