カツオの腹身と心臓のソテー | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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今日はまた旨いものが手に入った。この辺では「カツオのハラモ」と呼んでいるが腹身のことだ。マグロもカツオもサワラも同じサバ科の魚で、ハラモ、つまりトロが旨くないはずがないのだ。あまり知られてないのか魚屋で100円で売られていた。一匹に一つしかなくて数は出ないが、いつも価格はこんなものだ。食材としてあまり知られていないのだろう。これは鮮度が良くてデカくて旨そうだ。大きさからして普通のカツオの数倍ある。見た瞬間、頭に蝶が舞った。網で焼いても良いが面倒なのでフライパンでソテーした。味付けは塩とコショーだけで良い。今日の夕食はこれがメインディッシュで、それに伊勢赤鳥のガラを丸ごと1時間ダシをとったスープに野菜とハルサメを入れた。野菜は野人農園でとってきた小松菜と二十日大根、サラダは同じくレタスとサンチュ、それに大根おろしだ。鶏ガラも100円だったから、夕食代はしめて200円、今日は100円ショップの買い物と同じだ。最近の野人は粗食になった。朝もバナナとリンゴ半分とヨーグルト。1日2食でまともな食事は夕食だけだ。メタボにはなりたくない。