5月17日「信長のシェフ」の最終巻が発売された。
全37巻。
13年間の連載だったらしい。
コミックス1巻が発売されたときに見つけて。
それ以来、ずーっと好きで買い続けた。
ニュースにもなってて、そろそろ最終巻発売かなーと思っていたのだけど。
24日、やっと本屋さんに寄って買ってきた。
24日のうちに一気に読んで。
25日も、何回も読み返した。
SF作品て言われてるけど。
(まぁ、確かにタイムスリップとかあるけど)
私は、わりとちゃんとした歴史漫画だなぁと思っていた。
史料とか習俗とかきちんと踏まえていたし。
(まぁ、それが事実かどうかは別として)
歴史上の人物の心情とかも、納得できるものだった。
特に、武田家の描写なんかは、すごくいいと思った。
勝頼公の立場とか心情とか。
小山田家のこととか。
あ、胡散臭そうな真田家とか!
こういう描き方は、納得できると思った。
それだけに、ドラマ化されたときはがっかりだったよ。
設定だけ使った偽物というか。
玉森くんに恨みはないが。
制作側に、原作というか、もっと歴史勉強しろよみたいな気分だった。
テレ朝で東映なのになぁ・・・
まぁ、それはそれとして。
原作漫画は見事な着地点だったと思う。
これ、途中で原作者が降りて、作画の人がそのままストーリーを担っていったのよね。
作画がしっかりしてたから。
ストーリーに納得できたってのもあるかもなぁ。
(歴史物なのに、現代っぽくなってるのとかあるじゃん)
この絵でよかったと、本当に思う。
もしかしたら、途中から原作者の意図とは変わっていったのかもしれないけど。
でも、私はこれで納得してたよ。
もしかしたら、これが真実だったかもしれない物語。
そして、いい終わり方だったと思う。
感激と感謝だ。