ボクらが守りたかったもの | エメラルド

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好きなことや日々の雑感を書き綴ってます

6月3日が幸村さまの新暦命日ということは。

本日6月4日は、大阪城落城四百年目なんだなぁ。

幸村さまの長男大助くんも、秀頼公に殉じてしまった。

(うちの次男ぐらいの年なのに)

本当は、お父さんと一緒に逝きたかったよね・・・

もしかしたら、猿飛佐助たち十勇士も、昨日から今日にかけて散ってるのかも。


というわけで、今日は舞台DVDの感想。

(強引だな)

剛くんというか稲葉くんの初舞台初主演作品。

「真田十勇士~ボクらが守りたかったもの~」


真田と剛くんのコラボ、そして、DVDが入手可能だったので、思わず買ってしまった。

(レンタルでは見つけられなかった)

しかし、私は舞台というものをあまり見たことがない。

だから、演技とか発声とか演出とか、そういうものの良し悪しはわからない。

むしろ、舞台ならではの展開に違和感もあったりして。

舞台ファンからすると、見当違いなこと書くかも。

ストーリーとか萌えポイントとか、そういうことを書き散らしますので、お許しあれ。


それから、ずばりネタバレしちゃうと思います。

だから、これから見るのを楽しみにしてる人は、絶対に読まないでね。

(これから剛くんのファンになって見る人もたくさんいるだろうし)

だったら書くなよと言われそうだが、語りたいので、許してー。

別にネタバレOKだよーという人だけお読みください。




ダウンダウンダウンダウンダウンダウン



では、ネタバレありの感想いきます!



大阪の陣の三年前、真田十勇士を集めると言い出す幸村さま。

何を突然・・・

ああ、パパが死んで、家来がほとんど上田に帰っちゃったから寂しくなったのかな。

まぁ、そんなツッコミはおいといて。

猿飛佐助に人材集めを命じます。


この佐助が、剛くん。

多分18歳ぐらいの未成年佐助。

(剛くん、リアル18歳・・・)

幸村さまが大好きで、元気いっぱい。

もうね、剛くんの声で「幸村さま」って何回も言うんですよ。

それだけで私は、きゅんきゅん。

好きな人が好きな人の名前呼んでるーラブラブみたいな。


幸村さまの役は、忍成修吾さん。

若くてかっこいい幸村さま。

演技力もキャリアも申し分ない。

若手が多いこの舞台で、みんなの牽引役みたいな感じかな。


しかーし、私の中には、幸村さま像というものがあるので。

どうもイメージが違うというか。

何となく、心底楽しめないものがあったのよね。

まぁ、これは勝手な言い分だけど。

でも、そうやって斜めに見ちゃうから、幸村さまの行動に数々のツッコミがわいちゃったりして。


紅一点の雪乃ちゃん。

佐助の幼馴染なんだけど、佐助は雪乃ちゃんのことが好きなのよね。

この雪乃ちゃん、小さい頃から佐助と一緒に遊んでいたせいで、ただの村娘なのに十勇士を上回る身体能力の持ち主という設定。

で、雪乃ちゃんは幸村さまが好き。


続々と集まる十勇士たち。

まぁ、そもそも十勇士は架空の人物たちだから。

(モデルはいるにしても)

どんな人物設定も自由なわけで、そこは作者の裁量。

史実とか考えずに、いろんなイメージが膨らませられる。

なかなかぶっ飛んだ奴らが集まってて、ワクワクした。


そうね、海野先生と望月六郎さんの設定なんかすごくよかったなぁ。

ネタバレするけど。

人が苦手な学者海野先生と、ロイミュード(機械人形)な六郎さん。

ちょっと、ベルトさんとチェイスを連想してしまった。


あと、霧隠才蔵がかっこいい。

私のイメージにピッタリの才蔵。

演ずるは、エグザイルの人?

ごめん。一度変身してくださらないと、なかなか名前も覚えられなくて。

でも、ビジュアルも設定も私好みだったー。


敵である徳川家康役は、下村尊則さんという方。

劇団のベテランの人なのかな。

さすがの迫力というか、憎々しく恐ろしい家康でした。

でもさ、いかにもいかにもな悪役だよね。

(だから、あくまで物語なんだってば・・・)


家康に仕える服部半蔵は、デカブレイクのテツだった吉田友一くん。

わーん!会いたかったよテツ、好きだったよテツ!!

後から来たくせにナマイキで、白くて、名乗りがハデで・・・あ、あれ?!

でも、そんなテツの面影は全くない冷酷な半蔵でした。

(テツぅ、デカレンジャーのブルーレイ買うからねードキドキ


こんなメンバーでお送りするエンターテイメントなんだけど。

どうしても佐助にばかり注目しちゃうのと、幸村さまが好みではないということで。

佐助が出てこないシーンになると、見るのが苦痛になっちゃったりするのよね。

なんでそんな展開なの?みたいな。

前半は、そんな感じで過ぎていったのだけど。


後半は、大活劇というか、泣けるというか。

私にとって、前半と後半の見る目が違っちゃったというか。

(実際、少し日をおいて後半を見たわけで)

やはり、十勇士ってこうでなくちゃね。


ネタバレすると。

佐助が、途中で戦線離脱するの。

それは、死ぬのが恐いから。

仲間が死ぬのを見たくないから。

忍者なのに、甘い、甘すぎるよ。


でも、佐助は、そこがいいんだー。

ていうか、この佐助、私のイメージどおりの佐助なのよ。

私の頭の中からそのまま出てきてくれたみたいな佐助。

大昔、私が小説に書いてたみたいな佐助。

さすがに髪は赤くなかったけど。

もう、性格も格好もそのまんまみたいな。


剛くんだからってわけじゃないのよ。

私は、最近の(例えば、BASARAの)佐助ってどうも違和感あって。

クールキャラの佐助ってあんまり好きじゃなかったの。

でも、子供で大甘で好きな女の子のためには一生懸命な、そんな佐助に久々に会えて嬉しかった。

それが、剛くん(ていうか稲葉くん)が演じてるわけで。

もう、好きにならずにいられない。

運命すら感じてしまったよ。


大阪の陣が始まる。

これは、冬の陣なのか、夏の陣なのか?

苦戦する十勇士のもとに戻ってくる佐助。

それは、佐助なりの覚悟を決めたから。

みんなを守りたいから。


ネタバレするけど。

幸村さまは前半で、半蔵に毒を盛られてるのだ。

だから、いつ死ぬかわからない状態なのだけど。

幸村さま、なかなか死なないんだわ。

結局、大阪の陣最終戦まで生き残ってて。

戦前に解毒薬を探しに行って死んじゃった六郎さんの立場は・・・


またネタバレするけど、次々と倒れていく十勇士たち。

これは、お客を泣かせるために書かれた場面だな。

それぞれが、それぞれの立場で、壮絶に散っていく。

例えば、人前に出るのが苦手な海野先生が、六郎さんのかたきを討つために戦うのよね。

学者先生なのに・・・

結局、相打ちになっちゃう。

先生・・・六郎さん・・・あせる


さらに盛大なネタバレしちゃうと。

幸村さまは、雪乃ちゃんに影武者を頼むのよね。

いくら見た目若いからって、五十目前の幸村さまが十代の美少女に影武者って・・・

まぁ、エンターテイメントですからね。

史実とかにこだわってちゃダメよね。

でも、幸村さまの思考が理解できない・・・


結末のネタバレです。

幸村さまは、やっと毒が効いて亡くなり。

(やっとって・・・)

雪乃ちゃんは、幸村さまとして最終決戦に臨み。

生き残った佐助と才蔵がそれに従うのだけど。

最後は、テレビ版ディケイドの最終回みたいだった・・・


なんか、ストーリーに文句たらたら書いてるけど。

十勇士が次々と死んじゃうのは、やっぱり悲しいよ。

イメージ違うとか、なかなか死なないとか言いながら。

幸村さまが死ぬのは、やっぱりやだよー。


もう、すさまじい感情移入。

一つは、幸村さまが大好きな雪乃ちゃんとシンクロ。

幸村さま死なないでー、私がお守りしますからっみたいな気持ち。

それから、佐助とシンクロ。

何しろイメージどおりの佐助だから。

大好きな女の子が、別の男のために命かけてるのよ。

それでも、どんな形でも雪乃ちゃんを守ってあげたい。

どっちの気持ちも切なくて、泣かずにはいられない。


あと、剛くんを好きな、私の気持ち。

初舞台でこんな大役やって、すごいなー。

殺陣も練習したんだろうなー。

今、どんな気持ちで演じてるんだろう?

そんなふうに剛くんの心境を思うだけで、泣けた。


そして、そんな感情移入の中で。

「ボクらが守りたかったもの」っていうサブタイトルが、ジーンとしみるのよね。

うん、私も守ってあげたいよ、みんなを。


本編の後には、メイキング映像が入ってる。

緊迫の本編とは違う、素顔の役者さんたち。

メイクを落せば、半蔵はあの頃のふにゃっとしたテツで。

ちょっと安心した。


でも、そのテツがですねー、剛くんの肌をきれいだきれいだって絶賛するんですよ。

ほっぺたムニムニしちゃってるんですよ。

う、うらやましい・・・


そんな、ほんとに綺麗なお肌の剛くんなんだけど。

後半、ニキビができちゃうの。

それだけ、練習がきついというか。

プレッシャーもあったろうなぁ。


だから、千秋楽の挨拶で泣いちゃった剛くんを見て。

再び、泣けた。

剛くん、すごいよキミは。

どんだけの試練を乗り越えてきたのだろうと。


それ以来、舞台の剛くんが見たくて仕方がない。

もちろん、映像作品もいろいろあって。

それらもいずれ見てみたいんだけど。

生の舞台で演技する剛くん(ていうか稲葉くん)を、絶対見てみたい。

うむ、これではまるで稲葉くんのファンではないか・・・


舞台という環境に慣れなかったり。

史実と物語の狭間で悩んだり。

ストーリーが不完全燃焼だったりもするのだけど。

恋に落ちてもいいよ、佐助恋の矢

そんな作品でありました。