行こう!と決意しつつ、なかなか回れない刈田三十三観音。
ヤマト展オープニングを機に、ついに行動開始。
そんな、7月15日の巡礼の続き。
前回までのあらすじ。
クライマックスジャンプをガンガンかけながら、お地蔵様にお参り。
いよいよ白石に突入。
白石についたら、まず行くべきは田村家墓所。
わーい、幸村さまぁあああああ(の供養塔)
いつもの道を曲がろうとしたら。
な、なんだぁっ?!
パトカーと、回転灯のついた警察のバスみたいのが停まってる。
両脇の草むらに、お巡りさんが潜んでる。
ナニ?なに?何かあったの?
思わず曲がるのを躊躇しそうになるけど。
行っちゃいけないなら、お巡りさんが何か言ってくれるでしょ。
愛に走る私を、お巡りさんでも止めることはできないっ!
構わず、そのまま道を曲がる。
別に何も言われなかったから、そのまま駐車スペースへ。
な、なにぃーっ!
墓所の入り口のとこに、パトカー2台も停まってるよ。
こ、これは事件ではないのか?
も、もしや、墓所で殺人事件が?
ちょっとぉー、こんなとこで事件とかあったら、私が疑われそうじゃない。
指紋とか足跡いっぱい残ってるだろうし。
目撃情報もあるだろうし。
ヤギに話しかけてたとか、不審者として登録されてるかもしれない。
それとも、凶悪犯が逃げ込んでるとか?
よーし、デンライナー署出動だぜ!
(クラジャンをさんざん聴いてきたから)
いざとなったらタロスたちが憑いてくれそうな気がするし。
きっと田村家の皆さんが守ってくださるはず。
(↑その思考が既に不審者・・・)
構わずどんどこ上っていって、墓所に到着。
なんだ、誰もいないじゃない。
しんと静まった、いつもの空間。
田村家の皆さんに御挨拶して。
それから、供養塔の前に六文銭供えて。
幸村さまと阿菖蒲姫に御挨拶。
今、幸村さまの娘の阿菖蒲ちゃんに興味があってさー。
調べたいんですーと手を合わせる。
また来たよー。
今日は、観音巡りするんですって報告して。
供養塔についてる蜘蛛の巣をちょっと払ったりして。
ここを管理してるのって、どこなんだろう?
掃除していいなら、掃除したいわー。
(自称家来のお仕事として・・・)
思わず、のんびりしたくなるけれど。
相変わらず私には時間がないのだ。
また来ますーと、幸村さま(の供養塔)に名残を惜しみ。
もとの駐車スペースに戻ってみると。
パトカー、まだ停まってる・・・
不気味だ。
でも、私は行かねばならぬ。
駐車スペースから奥の方に進んでいくと。
喜多おねーさまのお墓。
喜多おねーさまとか言っちゃってるけど。
あの小十郎さんの姉上にして、政宗公を育てた御乳母殿。
畏れ多いから、リュウタロスは隠れてます。
阿菖蒲ちゃんと田村定広さんが結婚して、喜多おねーさまの名跡を継いでいるわけで。
ある意味、阿菖蒲ちゃんのお姑様のようなもの。
ああ、やっぱり興味深い。
調べたいこといっぱい!
さらにそこから下っていくと。
ありました!
刈田三十三観音第1番札所滝の観音堂。
ボロっちい小屋だね。
ちょっ・・・リュウタロスなんてことを!
まぁ、ここは時々来てたとこなんだけど。
改めて三十三観音の札所として見ると・・・
うーむ、やっぱりよくわからない。
お堂は古いけど、立派な額がついてたりする。
観音様は、この額に彫られてるのがそうなのかな。
中をのぞいてみると、ガラーンとしてる。
由来とか、全然わかんないのよね。
案内板もないみたいだしさ。
ううっ札所巡りをするには、まだまだ勉強不足。
行く前に、もうちょっと調べるべきなのか?
(でも、そんなことしてるうちに行く機会を失してしまいそうで)
まぁ、まずは行ってみることですかね。
もとの駐車スペースに戻ったら、パトカーはまだ停まっていた。
でも、人の気配は感じられない。
(虫ならいっぱいいるみたいだけど・・・)
さて次は、久しぶりに片倉家廟所にも行ってみましょうかね。
巡礼だもの、札所以外にあちこち拝んでもバチは当たるまい。
つづく