昨夜は、よく酒席をご一緒する
の尺八リサイタル。
和楽器の、それも尺八オンリーのリサイタルというのは初めてである。
場所は豊洲のシビックセンターホール。
写真の奥の方にも写っているが、非常に景色が良く立派な会場で、300を超える定員。
「こんなところでやれるのか……流石!」
と感嘆したのがこの日の第一の感想。
会場は内容が内容の為か、ご高齢の方々が目立つが、若年層もチラホラ。
そして、何故か白杖を持つ方々も多い。
……ああ、和楽器繋がりか。
江戸の頃の検校みたいなもので、やはり琵琶奏者の方が多いのかも知れない。
時間が来ると、田嶋氏は拍手に迎えられ一人ステージへ。
そして、始まる演奏。
やっぱり凄い迫力だなぁ……というのがこの日の第二の感想。
そして……前にカラオケで戯れ気味に吹いてくれた時は、結構ちゃんとやってくれていたんだなぁ……というのが第三の感想。
しかし、流石プロ……よく息が続くなぁ。
特に四曲目は、譜面台を五つ並べての30分に渡る壮大なものであった。
私なら酸欠でひっくり返るであろう。
五曲目と六曲目は助っ人付きで、ダブル尺八が奏でられる。
やっぱり、楽器が増えると迫力も増すな。
終演後は、コロナの為か皆粛々と退場。
万一かあってはことだからな。
良い音楽の後は飲みに行きたくなるのは人情というもので、せっかくなんで豊洲で一杯。
なんとなく入ったのが
というお店。
とんかつとあるが、夜は焼鳥屋さんになる様で、残念ながらとんかつは提供しておらぬ。
ただ、ここの焼鳥が
結構美味い!
これは当たりだった!
いやぁ、アタリの日は何でもアタリだな。
また豊洲に来る機会があったらここもだな。