10月25日「歯科医院・歯科医師向け海外進出セミナー」
を開催するにあたり、歯科業界のグローバル化に関する記事をシリーズで投稿する企画
第2弾です
まずはセミナー紹介から。
セミナーの参加申し込みを開始いたしました
今回のセミナーは
【歯科医院・歯科医師向け海外進出セミナー】
「今こそ求められる歯科医院・歯科医師のグローバル化」
~歯科医院・歯科医師のための海外開業ノウハウ~
と題し、歯科医院の海外進出事例を紹介しながら、歯科医院・歯科医師向けに海外進出・海外開業におけるメリットや注意点、実行プロセス等の情報を提供します。
詳しくは⇒こちら
現在、新興国などの国では中間層が育ち、大きな市場として注目されています。また、定年後の日本人が海外に定住するなど日本人のグローバル化が進んでいます。日本の歯科産業はこういった海外市場に目を向け、新たな市場の開拓とグローバルに対応した医療サービス向上が必要です。
本セミナーは国際医療戦略研究センター(IMS)
主催で世界各国で数々の実績を残している医療移転のコンサルタントと、実際に海外に進出しているデンタルクリニックの経営担当者を講師に招き、講演していただきます。歯科業界向けに海外進出・海外開業をテーマにしたセミナーは今までありませんでした。日本初の試みです
奮ってご参加ください。参加は先着順となっておりますので、お早めにお申し込みください。
参加申し込みも⇒こちら
では、本題です。前回は歯科業界のグローバル化に関する概要をご紹介しました。今回は、日本の歯科業界の現状を考えてみます。
個人立の歯科医院は1993年以降、収入が減り続けています。中央社会保険医療協議会の「医療経済実態調査」によると、収支差額(月次)は1989年の175万円をピークに減少し、1993年に一時は持ち直したものの、その後は減少し続けています。2007年には122.9万円にまで減少しています。
一方で、歯科医師は医師と違って個人開業する割合が多く、歯科医院の数は増加しています。1985年には約4万5千であった歯科医院は、2007年には約6万7千に増加しています。競争が激化しているため、1992年~2007年の間に歯科医院が268件倒産しており(帝国バンク調べ)、病院産業の42.7%が歯科医院の倒産となっています。しかし、実際は倒産にならないまでも、歯科医師のみが変わるなど居抜きする歯科医院物件も多いため、経営が困窮したために歯科医院を閉じる例が倒産以上に多いと考えられます。
今後も、歯科医院は増加すると予測されます。また、生産年齢人口が減少が保険料支払い者の減少に直結するとともに、高齢化による支出の増加が大きな問題となっており、保険料収入の減少と医療費の増加による保険診療の段階的マイナスが予測されます。
悲観的に考えれば限がありませんが、確実に言えることは今後の国内市場は縮小していくということです。経営基盤を安定化させるため、歯科医院も規模拡大が主流となり、歯科医院グループが増えるかもしれません。
今後、歯科医院は経営を安定化させるため、一定エリアのシェアを確保する様々な経営の選択を迫られることになると考えられます。新たな歯科医療サービスの開発など他の歯科医院との差別化を図る必要も出てきます。また、歯科医療の需要が伸びている新興国などに進出・開業する選択肢も、今後ますます増加していくと思います。
まさに、歯科医院は将来への経営判断やマーケティング力などが試されています。