一人一人の大歓喜の登壇といい、そして、本部会館にたぎる広布の大熱気といい、本日の総幹部会も大感動いたしました。
この6,7月法戦はうだるような暑さの中、全顕正会の真心により誓願2万5千を大きく突破する中盤としては空前の32,040名の大折伏が敢行されました。
先生の御意思を継いで「三百万を急がん」との全顕正会員の涙の出るようなこの赤誠、心から有難く思った次第であります。まことにご苦労様でした。
今朝私はこの大法弘通を先生の御霊前に謹んで御報告申し上げました。
全顕正会の止み難い広布の大情熱、そして、御報恩の一念を先生は霊山から御覧になり、おうなずき下さっておられるに違いありません。
この大前進は凡夫に為し得るものではなく、ひとえに大聖人様の御守護、そして、先生が手を引いて下さっておられるものと思っては、涙が込み上げてまいります。
そして今、日曜勤行の参加者は週ごとに水かさを増し、新入信者や未活動者が日曜勤行に参加した事で勤行を身につける事ができ、直ちに功徳を頂き、その大歓喜で立つという力強いうねりが起きております。
何より、御書の極理を師伝して下さった日寛上人の御指南を基に、大聖人様の御聖意を平易な言葉でお教え下さる先生の御指導はまことに有難さの極みであります。
この大歓喜を同志と語り合う中に、いかなる人も信心が育まれ、生活や戦いの上での困難や魔障をも乗り越え、一生成仏と広宣流布を見つめる広布の人材へと成長していくのであります。
この日曜勤行にさらに大勢の人を参加させ、広布の人材を育てていきたいのであります。
かつて先生は人材が出なかった五老僧に対して、日興上人の富士門流は錚々たる若手の人材が大変な勢いで出てきた事を教えて下さいました。
すなわち日興上人は大聖人様が定め給うた六老僧に倣い日目上人を筆頭とする本六を定め、それでも間に合わず新たに新六を抜擢され、この本六・新六を中心に北は東北から南は四国・九州に至るまで日本列島を覆う弘通をなされたとして
「広宣流布のテンポを早めるためには人材を見つけ、育て、抜擢する事に幹部は心をくだけ。
人材の抜擢のない所に広布の前進は絶対にない」
と仰せ下さいました。
一国を揺るがす三百万の大陣構築を見据えた時、日本列島の至る所にもっともっと力ある人材が雲集してこなければなりません。
また、本年の最終法戦の最中に迎える10月は、仏弟子にとって最も大事な御大会式を13日に執り行い、その3日後の16日には早くも先生の一周忌を迎えます。
私は、先生が御逝去されてからも9か月余り一日片時たりとも先生の大聖人様に対し奉る大忠誠心、御心に適う信行をお教え下さった御恩とその深き御慈愛を忘れた事はなく、深重の師恩に一分でも報いてまいらんと前進を重ねてまいりました。
ここに、先生の一周忌に当たり、霊山にまします先生に弟子の成長した姿を晴れて御覧頂き、ただ三百万を早める折伏をもって御報恩に儀し奉らんと心に決めております。
されば迎えた8月、これまで入信した大勢の人材を信心で打ち固めると共に、本年の後半戦を見つめた油断なき前進を展開してまいろうではありませんか。
令和6年 7月26日 7月度 総幹部会 浅井会長指導