チームが1番強い状態というのは全員が自走する組織、だと思っています。
常に何が最善かを1人1人が考えて実行できる組織。
ただそんなチームを作るのはほぼほぼ不可能で、そんなチームは世の中にほとんど存在しないと思っています。
で、なんで存在しないか、というのを前に学んだ事があるのですが。
リスクを背負ってないから、なんだそうです。
逆に経営者、という生き物がなぜ『考える』生き物になるかというとリスク（借入、雇用する）を背負うから。
借入を返さないといけない。
雇用したスタッフの給与を払わないといけない。
家賃を払わないといけない。
だからどうすれば良いか、を必死に考えざるを得ない。
経営者というのは元々考えるのが得意だったわけでもなく、そうならざるを得ない環境になったから考えるようになっただけ、という話。
人が親になって初めてちゃんと親になろうとするのも。
先生になったらちゃんとした先生になろうとするのも全部同じ理屈ですね。
環境が人を成長させます。
というわけで会社に属している人が経営者より考えるようには
『ならない』のじゃなくて『なれない』
だから、経営者はとにかくみんなに任せる（リスクをとらせる）事が大事なんだそうです。
経営者が全てをやってしまう＝みんなの成長を止める行為だと。
なので僕は今『任せる』勉強をしています。（苦手なんです。気を抜くと全部やっちゃう）
もちろん任せる時に絶対やっちゃいけないのが放置です。
会社に言われた事を頑張れば、きちんと報われる仕組みを作ってから任せる、なんてのはマスト。
それを実践してあるのが未来工業さんとか
ワークマンさんなのかなと。
勉強してますが…難しいですね。
子供の問題を全部解決する親より、問題を解決できる強い子供に成長してもらう事が何よりの愛情かなと思っています。
