ついついやりがち | Soul mate eleven のブログ

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新鳥栖『道の市場』を2021年9月9日に鳥栖でオープンいたしました。『道の市場』が皆様に必要とされるブランドとなるよう、日々奮闘しております。

ブログで日々、学んだこと、チャレンジしている事をアウトプットしています

Soul mate eleven
牟田 和裕

飲食店でそこそこ広いお店を運営すると、
バイト生が10人~20人とかになってしまいます。
1人1人、根は良い子だとしても
10人20人にもなると、組織となります。
協力的で、献身的に動いてくれる、そんな良い影響を与える子達もいれば、
隙あらばサボる子、遅刻する子、みんなの輪を乱すような悪い影響を与える子達も出てきてしまいます。
なので、飲食店の店長やオーナー達というのは
いかに全員のモチベーションを上げれるか?という事が課題となってきます。
そんな時、ついつい悪い子たちに構いっぱなしになってしまう事があります。
前述した、隙あらばサボる子、遅刻する子、みんなの輪を乱すような悪い子というのはどちらかというと、要領がいい子が多いなぁ、と感じます。
みんなより早く仕事も終わるし、
お客様受けも良いし、
仕事もどんどん覚えます。
本人達は口にしたりこそしませんが、その心のどこかにある自信が、
手が空くとサボったり、油断して遅刻したり、他のアルバイトさん達の事をちょっと悪く言ったり、
と言った事に繋がっているのではないかと、と思っております。
そういう子たち1人1人に納得してもらいながらモチベーションを上げていく、というのは実は結構大変だったりします。
店長達は問題が起きては潰して行く、というモグラたたきのような忙しい日々を過ごしてしまいます。それ自体はもちろん悪いことではないのかもしれませんが、
次第に気持ちや時間が割かれ過ぎちゃって、
華やかさはないかもしれませんが、地道にコツコツと一生懸命頑張ってくれている子達をないがしろにしてしまいがちになります。
遅刻をしない、いつも元気で、前向きで、日々頑張っている子達の存在を当たり前扱いしてしまい、感謝の言葉も忘れ放置してしまうんですね。
もちろん当たり前の事を当たり前にこなしているだけかもしれません。
でもトップが、そういう当たり前の事に感謝の気持ちを忘れては。。。絶対に組織は上手く機能しなくなります。
あの子にあんなに構っている、あの子をナゼあんなに許すのか?と。
本来存在しない不平不満が出てくるものです。
気をつけないといけないなぁ、とそんな事を考えさせられる事がありました。
気をつけたいと思います。
マネジメントもいろんな意見があって、何が正しいとか、間違っているとか分かりませんが、
僕はどちらかというと
輪を乱す人達を修正していく、という手法よりも
マジメにやっている、意欲的な人、
を誉めて誉めてチャンスを与え、モノにして行ってもらう、
そのプロセスの中でますます成長してもらう、
という組織が良いなぁと思っています。
輪を乱す人達に、説得して理解してもらう、という時間や労力を使うより、
今すぐは難しくとも、見て気づいてもらう、もしくは気づかずに去ってもらう方がお互いのため、と思っています。