和辻哲郎生家碑。姫路市仁豊野。市川の西岸、国道312号線沿い。

 

牛尾啓三作品。豊富町豊富の須加院川公園。

 

辻川観光交流センターの妖怪ベンチ。将棋を指す河童。

 

辻川観光交流センターの妖怪ベンチ。食わず女房。裏側から眺めると大変なビジュアル。

 

辻川山公園のガジロウ。池からブクブクッと出てきます。

 

辻川山公園のガタロウ。手には尻子玉。

 

辻川山公園にはいくつかの像がある。妖怪造形コンテストで、最優秀賞となったものが多い。「輪廻の森」。角川版『妖怪大戦争』の「盆踊り」を思い出した。

 

柳田國男生家。市川の東側。土間とか、土壁とか、縁側とか、おくどさんとか・・・

 

柳田國男生家の説明。県指定文化財。

 

辻川山公園付近の銀の馬車道のモニュメント。

 

 

 過去に『播磨・人文学の三巨頭。』として、飾磨県神東郡田原村辻川(現在の神崎郡福崎町辻川)出身、民俗学の柳田國男、兵庫県揖保郡平井村小神(現在のたつの揖西町)出身、哲学者の三木清、兵庫県神崎郡砥堀村(現在の姫路市砥堀)出身、哲学者、倫理学者の和辻哲郎の3名を挙げたことがあります。

 

播磨・人文学の三巨頭。 | 武術とレトロゲーム (ameblo.jp)

 

 このうち、三木清の出身地は自宅からかなり離れていますが、和辻哲郎と柳田國男の出身地は、結構近い位置にあります。

 

 先月、姫路市の自宅から美作市の湯郷温泉まで、2日間で往復することができました。

 

姫路市⇔湯郷温泉(美作市)、往復サイクリング、再び・・・ | 武術とレトロゲーム (ameblo.jp)

 

 1日で85キロ前後をサイクリングできたのだから、自宅⇔和辻哲郎生家碑⇔柳田國男生家と往復できるのではないか?と思いつきました。知への畏敬とウェルネスと先人への感謝のために。

 

 まずは、自宅から国道312号線を北上していきます。播但線沿いであり、市川沿いを北上することにもなります。仁豊野駅の東、国道312号線沿いに和辻哲郎の生家碑がありました。一枚目の画像の通りです。柳田國男生家から市川は少し離れているのに対し、和辻哲郎生家は312号線を東に渡ればすぐに市川です。昔に思いを巡らし、さらに北へと向かいます。

 

 福崎町へ入り、まずは辻川観光交流センターの妖怪ベンチへ寄りました。センターの開館前に到着しましたが、二枚目と三枚目の画像の通り、将棋を指す河童と食わず女房のベンチがありました。

 

 昨年に、境港市の水木しげるロードに寄り、妖怪のブロンズ像等を堪能したことがありました。

 

境港市の水木しげるロードほか | 武術とレトロゲーム (ameblo.jp)

 

 境港市ほどではありませんが、播磨の国の福崎町は『遠野物語』『妖怪談義』の著者、柳田國男の出身地であり、妖怪の空気を味わえる里です。境港市には各妖怪のブロンズ像がたくさんありましたが、辻川山公園には、ガタロウの単独の像だけではなく、過去の妖怪造形コンテストで最優秀賞をとった像が数点あり、妖怪別ではなくテーマ別みたいで興味深かったです。油すましや座敷わらしの妖怪ベンチもありました。

 

 さて、そこから上へ登ると柳田國男生家や柳田國男・松岡家記念館があります。自分の曽祖父が住んでいた木造の家は定年後の祖父母も住んでいましたが、土間や土壁、縁側やおくどさんを眺めていると、曽祖父の家とオーバーラップして懐かしい気持ちになりました。注意が必要なのは、柳田國男生家は当初は現在の位置ではなく、辻川の街道沿いにあったと言うことです。のちに、現在の場所に移設したようです。

 

 昼食は「もちむぎの館」で摂りましたが、早く到着し過ぎて開店まで待つことになりました。ゆっくりと、柳田國男・松岡家記念館や歴史民俗資料館を見学してから、食べるべきだったかもしれません。

 

 復路は同じルートで帰りましたが、湯郷温泉を往復したときほどの疲労はありませんでした。片道約23キロ、往復約46キロのサイクリングでした。

 

 次回は、たつの市の三木清生家跡&三木露風生家の往復サイクリングにチャレンジしたいです!!

 

 

姫路市仁豊野の和辻哲郎の生家の碑 on 2020-2-23 - CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ) (goo.ne.jp)

 

姫路市Webマップ - 詳細情報 - (sonicweb-asp.jp)

 

福崎町の妖怪たち | 福崎町 (town.fukusaki.hyogo.jp)

 

福崎町観光交流センター (fukusaki-fun.com)

 

柳田國男生家 | 構成文化財 / スポット | 日本遺産「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」~資源大国日本の記憶をたどる73kmの轍~ (wadachi73.jp)

 

柳田國男生家 | Kushima Letters~串間通信~keep-peaceloveshine (ameblo.jp)