2019年12月に、同じ自転車(グラヴィエ)で姫路市と湯郷温泉を往復したことがありました。

 

姫路市⇔湯郷温泉(美作市)、往復サイクリング。 | 武術とレトロゲーム (ameblo.jp)

 

 あれから4年半で、加齢による体力低下は免れない訳ですが、再びチャレンジしてみました。いわゆるJR姫新線沿い、国道179号線、出雲街道、美作道であり、一部は因幡街道です。

 

 では12月と5月のサイクリングの違いを、まとめてみましょう。

 

・12月は日没が早いため、暗くなることを気にしながらサイクリングしなければならない。

・冬は耳や顔が寒いのに、肌着には汗をかいたりして、体温調節が難しい。

・冬はきつい北西の風が吹くので、往路は上り坂プラス向かい風のため疲労しやすい。

・5月は、台風や道路の凍結、スギの花粉等から外れたシーズンである。

・水分補給は、5月の方がやや多くなる。

・冬は、脱いだり着替えたりする衣類の量が増え、結果荷物が重くなる。

 

 前回の2019年の12月はスタート時間が遅くなってしまったので、今回は早起きして6時15分に自宅を出発しました。充分明るい時間で、天候も良く、風は涼しいくらいで気温も良好でした。前回は誤って、兵庫県道5号姫路上郡線に出てしまったので、今回はたつの市誉田を経由して179号線を走りました。また、衣類の一部を宿泊する宿へと事前に宅配便で送ることで、軽量化を図りました。

 

 今回もたつの市(旧の揖保郡新宮町)の相坂峠、旧佐用郡三日月町と旧佐用郡南光町の境の卯の山峠、兵庫県と岡山県の県境(兵庫県佐用郡佐用町西大畠・岡山県美作市土居)の万能峠の登りは、自転車から下りて押して歩きました。

 

 往路は10時10分に相坂峠で距離約43キロ、11時30分にイオンタウン佐用店に着き、まこと屋で昼食のラーメンを食べましたが、改めて別の記事とします。この時点で約57キロ。休憩しつつ、万能峠には13時45分に到着し、距離は約68キロ。このあと、徒歩で旧出雲街道の万ノ乢(まんのたわ)を目指しましたが、これで余計に体力を消耗しています。結局、湯郷温泉で予約した宿「フォーシーズン湯郷」に着いたのは、15時40分、約87キロの片道距離でした。5枚目の画像が、「フォーシーズン湯郷」です。ちなみに、大浴場があり岩風呂となっていますが、温泉ではありません。

 

 さすがに約5年前よりも体力は落ちており、外食へ行く気迫も残っていなかったので、宿のすぐ近くのセブンイレブンで食料と飲み物を買い込んで、食べてお風呂に入って眠りました。疲れていたので、アイスクリームがおいしかったです。

 

 以前に入ったことのある「美作市営露天風呂」が廃止になっていたを知り、ショックを受けました。穴場的な雰囲気が好きだったのですが・・・

 

美作市営露天風呂 | 武術とレトロゲーム (ameblo.jp)

 

 翌日の朝食も昨夜にセブンイレブンで買い込んだもので済まし、9時45分にチェックアウトして、復路となります。昨日の50キロを超えたあたりから、右膝のある個所に痛みを感じ始めました。不思議なことに、歩いているときは痛みがないのに、ペダルを時計の文字盤に例えると、2時から9時へ踏み込むときに結構な痛みが起こります。肉離れや筋肉痛ではないようです。自分は普段、歩くときも自転車に乗るときも爪先を真正面に向けて行なうことを意識していますが、この痛みは少し外股にして踏み込むとで軽減されることに途中から気づいて、そのようにこぐことにしました。

 

 痛みと昨日からの疲労でスピードは遅く、万能峠に10時56分(距離約18キロ)、イオンタウン佐用店に11時57分(距離約29キロ)となり、昨日と同様にここで昼食と休憩となりました。

 15時に道の駅しんぐうへ到着(距離約52キロ)しましたが、疲れていたので休憩室の机に突っ伏して30分間ほど眠りました。自宅には18時42分、明るいうちに到着しました。2日間で、170キロほどサイクリングしたことになります。自転車のパンクもなく、交通事故にも遭わず、完遂することができました。