★・たこ梅(道頓堀)の関東煮 | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

出張のお楽しみはランチだけじゃない。
 
夜の世界も満喫したい。
 
神戸から移動したのは大阪難波。
 
この界隈が大阪では一番楽しいのだが、夜も人でごった返している。
 
8割が外国人。
 
いつものお店に直行。
 

  お店紹介

 
関東煮の「たこ梅」さん。
 
弘化元年創業で、現存するおでん屋では日本一古い。
 
弘化元年と言ってもピンと来ないので西暦で調べると1845年。つまり179年前だ。
 
この店を最初に知ったきっかけは織田作之助の小説、「夫婦善哉」だった。
 
引き戸を開け、カウンター席に案内される。
 
旨そうなおでんが煮えてますな~。
 
東京ではおでんは沸騰させちゃいけないのだが、グツグツ煮込むのが大阪のおでんだ。
 
おでんのことを「関東煮」というのは、関東から伝わってきたからだという説と、中国からやってきた広東人が食べてたごった煮のようなものをまねしたからだという説もある。
 
とりあえずハイボール。
 
お通しは季節外れの枝豆。
 
●たこ甘露煮
 
創業以来の名物「たこ甘露煮」。
 
歯応え満点のたこ。
 
甘めの味付けでお酒もすすむクン。
 
●聖護院だいこん、ひら天
 
箸で持ち上げるとおよよと崩れる柔らかさ。
 
口に入れると一瞬で溶けてなくなる。
 
菊菜と紅生姜が入ったひら天も美味い。
 
●よもぎ麩と玉子
 
何とも上品な食感のよもぎ麩。
 
これだけでもこの店のおでんが好きになれる。
 
お酒は熱燗。
 
ずっしりと重い錫の酒器がよござんす。
 
●野菜ふくろとシューマイ
 
7種類の野菜と春雨がぎっしり詰まったふくろはシャキッとした歯ごたえがいい。
 
シューマイも美味しい。
 
●胡瓜の叩き梅肉和え
 
お口直しにいったん口の中をさっぱりリセットしよう。

 

最後の締めはこれ。
 
●汁かけごはん
 
東京日本橋お多幸の「とうめし」と同じスタイルで、ごはんに焼き豆腐を乗せ、おでん汁をぶっかけたもの。
 
これなら満腹でもさらさら入っていく。
 

美味しい酒をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」

 

夢ちゃん動画コーナー 

 

今回も写真は少なめにしていますので、日本一古い大阪のおでんは動画でご覧ください。

 

 お店情報 

・たこ梅本店
・大阪府大阪市中央区道頓堀1-1-8
・https://takoume.jp/
・営業時間 16:00~22:50
・店休日 年末年始