★/源来酒家(神保町)の冷やし中華 | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

東京の中華料理の歴史は神保町から始まった。
 
明治初期、神保町は私立大学密集地帯でもあったため中国からの留学生が多かったのがその理由。
 
冷し中華も神保町が発祥だ。

 

  お店紹介

 
昭和22年創業の「源来酒家」さん。
 
1階、2階はすでに満席。3階の回転テーブルにご案内。

 

  メニュー

 
冬は熱々の麻婆麺、夏は冷やし中華が毎年のローテーション。
 
よく冷えた水。

 

  お料理登場

 
●冷やし中華と半チャーハン(1,200円+650円)
 
具だくさんの個性的な冷やし中華。
 
黄金色に輝く半チャーハンはこの店の隠れた名脇役。
 
それではいただきます割り箸
 
からしはよく溶かないと「ウプッ!」となるので要注意。
 
全体を大きくかき混ぜてタレをよく絡めましょう。
 
具はチャーシュー、ハム、中華クラゲ、胡瓜、レタス、紫玉葱、パプリカ、人参、キクラゲ、豆もやし、水菜、プチトマト、錦糸玉子。
 
「昭和22年から変わらぬ冷やし中華」と表記があったが、本当に戦後の食糧難の時代にこれだけの具材を使えたのは疑問。
 
ただ、味は文句なしに美味い。
 
町の中華料理店では業務用の冷やし中華のタレを使う店がほとんどだが、手作りの醤油タレは料理人の技術がたっぷり込められている。
 
つめたく冷やされ、チュルンとのど越しの良さが魅力の麺。
 
ふっくら柔らかくパラッとした食感の理想的なチャーハン。
 
完食はしたがお腹はパンパンのゲコゲコガエル。
 

美味しい食事をいただき感謝をこめて

「ごちそうさま!」
 

 お店情報 

・源来酒家

・東京都千代田区神田神保町3-3
・https://g297800.gorp.jp/
・営業時間 11:00~21:00
・店休日 なし