梅園(浅草)の雑煮 | 夢酔亭主人のオムライス食日記

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上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

浅草もすっかりコロ助前の賑わいを取り戻したようだ。
 
お正月の食べ物では何がお好き?
 
そう訊かれたら答えに窮する。
 
おせちも雑煮も江戸の昔はご馳走だったのだろうが、現代ではどってことないし、無かったら無かったで別に構わない。
 
とは言っても日本人として生まれてきたのだから、そう言い切っちゃ可愛げがない。
 
季節の縁起物として一応食べておこう。
 

  お店紹介

 
浅草の甘味処「梅園」さん。
 
創業は幕末。安政元年(1854年)。
 
引き戸を開け、雑煮の食券を購入し席に着く。
 
店内いっぱいに咲き乱れる縁起もの。
 
冷えた体が「おさけ」を欲しているが「おちゃけ」で我慢。

 

  お料理到着

 
純白の器がよござんす。
 
●梅園ぞうに+どら焼き(990円+297円)
 
縁起のいい具材が勢ぞろい。
 
腰が曲がるまでも長生きしたくはないけど、とりあえず海老。
 
肉厚の椎茸。
 
どんどん伸びていく繁栄の意味を込めたたけのこ。
 
あられや銀杏や玉子が3個も入っているのは子孫繁栄の願いなのだろう。
 

それではいただきます

 
透き通った汁はだしの旨味で食べさせてくれる。
 
のび~~るお餅。
 
「梅園」といえばあわぜんざいとどら焼き。
 
モチモチの皮と絶妙なあんこの甘さがたまりません。

 

とりあえず日本人としてのノルマは果たした。
 

美味しい食事をいただき感謝をこめて

「ごちそうさま!」

 

  お店情報

・梅園 浅草本店

・東京都台東区浅草1-31-12
・http://www.asakusa-umezono.co.jp/
・営業時間 10:00~18:00
・店休日 月2回水曜日不定休