★・BERオリエンタルエクスプレス(池袋)のプレシャスブーケ | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

年末恒例の楽しみである「第九」を聴きに東京芸術劇場での特別公演に行ってきた。
 
去年に比べればましだけど合唱は80人ほどと約半数以下。しかもマスクをさせられているので声が通らない。
 
いまや世界中でマスクなんかしているのは日本人だけ。それなのにコロ助陽性者は世界一。
 
つまり、マスクやワクチンは何の役にも立たないことが証明されているのに、岸田さんはいつまで感染症2類を続けるおつもりなのか・・・
 
3年ぶりにバーラウンジも開いていた。
 
休憩時間に飲むワインは格別。
 
83歳でエンジン全開。「炎のコバケン」の熱いエネルギーを浴びたコンサートの余韻に浸りながら向かったのはお隣にあるホテルメトロポリタン。
 

  お店紹介

 
メインBARの「オリエントエクスプレス」さん。
 
オリエントエキスプレスの本物の車輪が出迎えてくれる。
 
戦前、パリからコンスタンチノーブルまで走った特急列車「オリエントエクスプレス」。
 
旅客機がなかった時代は王侯貴族や大富豪しか乗れない超高級列車で、内装や調度品、料理やサービスも世界最高の豪華さだったそうだ。
 
その雰囲気を現代に蘇らせたような豪華な空間。
 
いつものカウンター席に静かに座る。
 
国産ながらいまや流通していない貴重なウイスキーも揃っている。
 
響の21年もあるけど1ショット2万5千円。
 
注文するのは外国人ばかりだそうだ。
 
いつの間にか日本人は中国人より貧乏になった。
 
国産の高級酒も生産はされているけど、ほとんど中国人に買い占められているのが現状。
 
情けない限りだ。
 
●チャイナブルー
 
ライチを使ったカクテルで、チャイナは中国という意味と陶磁器の意味もある。
 
カクテル言葉は「自分自身を宝物だと思える自信家」。
 
深い青色はコンサートの興奮を冷ますのにちょうどい。
 
チャームはピーナッツ比率の高い柿ピー。
 
このホテルは様々なコンクール受賞のオリジナルカクテルが数多くある。
 
目に留まったサンジェルマンを使ったカクテルから一杯。
 
●オーソリティー~情熱の架け橋~
 
2021年第3回焼酎泡盛カクテルコンペティション優勝作品。
 
芋焼酎「蔵の師魂」をベースにサンジェルマンやアベロールにレモン、ピンクグレープフルーツをシェイクした逸品。
 
●ブルボンルージュ
 
2013年のサントリーカクテルコンクールで最優秀作品賞を受賞したカクテル。
 
カクテルに使う酒は普及品で十分なのだが、この店はベースの酒だけじゃなくすべてが一級品。
 
●国産牛サーロイングリル3種類のソース。
 
ホテル内のフレンチレストランから直接届けられる本格料理。
 
お肉はしっとりと柔らかくジンジャーソースやガーリックなど3種類のソースで楽しめる
 
お昼に食べた劇場丼とは大違いだ。
 
●ラフロイグ12年
 
ステーキにカクテルは合わない。
 
やっぱりラフロイグだね。
 
そして今年のKIRIN CUP ジュニアカクテルコンペ準優勝受賞作
 
●ブートニア~喜びの花束~
 
世の中には何千、何万とカクテルは存在するが毎年新しいカクテルが誕生する。
 
使うベースはバーボンのフォアローゼスプラチナ。カシス、赤リンゴ、仕上げに紅茶を使うアイデアはプロの技術だけじゃなくセンスがないとできない。
 
●プレシャスブーケ~幸せの贈り物~
 
初めてこのカクテルに出会ったとき、一口飲んでグラスを持つ手が止まり、微かに震えがきた。
 
「KIRIN CUP&カクテルフェスティバル2019」で準優勝に輝いた作品。
 
受賞した佐々木寿莉さんは当時弱冠22歳。なんと受賞の前年にバーテンダーになったばかりだそうな。
 
その佐々木さんも一昨年結婚され、バーテンダーも引退されたそうだ。
 
まさに、幸せの贈り物だった。
 
というわけで、今年も26日の午前中で御用納め。
 
9日間の年末年始の休暇に入ります。

 

本日の名曲コーナー 

 

 

 

 

小林研一郎指揮日本交響楽団の演奏でベートーベンの交響曲第9番。

 

フルトヴェングラーの演奏を聴くことはできなかったが、コバケンと同じ時代を生きていることは最高の幸せだ。

 

まさに魂の音楽がここにある。

 

 お店情報 

・BARオリエントエクスプレス
・東京都豊島区西池袋1-6-1 ホテルメトロポリタン

・https://ikebukuro.metropolitan.jp/index.html
・営業時間 17:00~24:00
・店休日 無休