日本が神の国であった時代。
須佐之男命のあまりの乱暴に嘆き悲しんだ天照大御神は雨の岩戸にお隠れになった。
世界中が真っ暗闇になり災いが頻発したそうだ。
八百万の神々が知恵を絞り、天の岩戸を開け天照大御神がお出ましになると、ようやく明かるい世界が戻ってきた。
いまの日本を見ると天照大御神がお隠れになっている真っ暗闇の状態と同じじゃないかと思うときもある。
お店紹介
銀座にある日本料理「岩戸」さん。
創業は昭和52年。最初は浅草で店を出し、その後銀座に見事昇格。
去年の今頃に開拓した店でほぼ貸し切りのように閑散としていたが、今年はまだ正午前なのに店内満席。
先日、放送された「有吉君の正直さんぽ」の影響だろうか。
メニュー
前回は胡麻あじ丼で、次はまぐろ胡麻だれ重と決めていた。
「岩戸」の玄関を開けると天照大神様が姿を現したと神話には書いてあるが、登場したのは元気いっぱい宮崎生まれの女将。
まぐろ胡麻だれ重を注文し味噌汁を豚汁に変更。
ここのお運びさんたちはとにかく元気いっぱい。
狭い店内なのに横浜まで届きそうな大声が響き渡る。
「ビールならいいですよ」
ビールって気分でもないので麦茶で我慢。
料理登場
まさかと驚くほど、丼になみなみと注がれた豪快な豚汁だ。
それではいただきます
胡麻だれが甘ったるくないのでキリリと引き締まった味で後味もスッキリ。
鯵も美味かったがやはり鮪は王者の貫禄。
うんめぇ~~!
まとめ
昨年の鯵も今回のまぐろも期待を大きく超える料理だった。
日本料理って素晴らしいと改めて感動。
美味しい食事に感謝をこめて
「ごちそうさま!」
【お店】
・日本料理 岩戸
・東京都中央区銀座1-5-1
・http://www.iwato-jp.com/index.html