昨日の続き・・・
浅草の定食屋「水口食堂」をほろ酔い気分で出ると、自宅着の鯉口シャツを買って、ぶらりと観音裏へ向かう。
これを食べなきゃ私の夏は終わらない。
お店紹介
浅草観音裏の甘味処「梅むら」さん。
ご夫婦で営む小さなお店なのだが、昭和43年創業で現在の店主は2代目。
豆かんの元祖としても有名。
メニュー
料理登場
それではいただきます
・店主のオジサンが水切りザルから自分量でたっぷりと
・寒天が半透明に輝いている
・黒蜜だがいわゆる黒蜜よりクセがなくさっぱりしている。あまり甘くない
・量も多くなく少なくなくほど良い。これで400円は安く感じる。
「孤独のグルメ」で井之頭五郎さんの呟いた感想だが、値段が変わっただけでまったく同感。
赤えんどう、寒天、黒蜜だけのシンプルな料理なのでひとつひとつの素材が意味深い。
梅むらの豆かんは、豆選びや豆の炊き方からして他のお店とはまったく異なる。
そのため豆のホクホク感や塩加減、黒蜜や寒天とのバランスなど全てにおいて完璧。
まとめ
「豆かんは梅むらでしか食べない」というファンも多いとか。
「豆かんはあまり好きじゃない」という方も、梅むらの豆かんを食べたら印象が変わるかもよ。
美味しい食事に感謝をこめて
「ごちそうさま!」
メンテルスゾーンのバイオリン協奏曲。
ナージャ・サレルノ=ソネンバーグのバイオリンでどうぞ。
この曲は高校生の頃夢中になって、いろんなバイオリストの演奏を聞いたがその中でもトップはナージャ。次点はクライスラーだがなにせ録音が古い。となると諏訪内かな。
宇野功芳さんの言葉を借りれば、「よよよと泣き崩れるような弾き方」がなんともたまらない魅力なのだ。
【お店】 ★
・梅むら
・東京都台東区浅草3-22-12