★・梅むら(浅草)の豆かん | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

昨日の続き・・・
 
浅草の定食屋「水口食堂」をほろ酔い気分で出ると、自宅着の鯉口シャツを買って、ぶらりと観音裏へ向かう。
 
これを食べなきゃ私の夏は終わらない。

 

  お店紹介

 

浅草観音裏の甘味処「梅むら」さん。
 
ご夫婦で営む小さなお店なのだが、昭和43年創業で現在の店主は2代目。
 
豆かんの元祖としても有名。
 
感染対策で席を間引いてあるので6人で満席。

 

  メニュー

 
豆かんを注文。
 
イートインよりもご近所さんがテイクアウトを求めてひっきりなしに訪れる。

 

  料理登場

 
●豆かん(500円)
 
まさに黒い宝石。
 
それではいただきます割り箸
 
・豆は茶褐色 粒が大きく艶もありじつに柔らかい

・店主のオジサンが水切りザルから自分量でたっぷりと
・寒天が半透明に輝いている
・黒蜜だがいわゆる黒蜜よりクセがなくさっぱりしている。あまり甘くない

・量も多くなく少なくなくほど良い。これで400円は安く感じる。
 
「孤独のグルメ」で井之頭五郎さんの呟いた感想だが、値段が変わっただけでまったく同感。
 
赤えんどう、寒天、黒蜜だけのシンプルな料理なのでひとつひとつの素材が意味深い。
 
梅むらの豆かんは、豆選びや豆の炊き方からして他のお店とはまったく異なる。
 
そのため豆のホクホク感や塩加減、黒蜜や寒天とのバランスなど全てにおいて完璧。

 

  まとめ

「豆かんは梅むらでしか食べない」というファンも多いとか。

 
「豆かんはあまり好きじゃない」という方も、梅むらの豆かんを食べたら印象が変わるかもよ。
 

美味しい食事に感謝をこめて

「ごちそうさま!」

 

 

 

メンテルスゾーンのバイオリン協奏曲。

 
ナージャ・サレルノ=ソネンバーグのバイオリンでどうぞ。
 
この曲は高校生の頃夢中になって、いろんなバイオリストの演奏を聞いたがその中でもトップはナージャ。次点はクライスラーだがなにせ録音が古い。となると諏訪内かな。
 
宇野功芳さんの言葉を借りれば、「よよよと泣き崩れるような弾き方」がなんともたまらない魅力なのだ。
 

【お店】 
・梅むら
・東京都台東区浅草3-22-12