勢いの差で3連敗も覚悟した首位決戦だったが何とか乗り切れそうだ。
勝利の美酒はこのお店。
お店紹介
浅草演芸ホールや東洋館の芸人さんご用達のお店で、運が良ければナイツやねづっちと会えるし、運が悪けりゃプッチャリン師匠と相席になって勘定を払わせられることも・・・
1階は満席、2階席へご案内。
座敷席は膝が痛いので2人掛けの小テーブルへ陣地構築。
朝からノンちゃんベーちゃん達で大賑わいだが、若いカップルや家族連れも数組。
飲食業だった頃の悪い癖でお客の数とメニューを見るとその店の売上はだいたい予測できるのだが少なくとも1日100万円は下るまい。
メニュー
単品料理はプラス400円で定食にできる。
この店ではいり豚は外せない。
前回はコロッケ定食といり豚だったので、今回は豪華にミックスフライ定食といり豚だ。
静かに飲みたいのだが、隣席の家族連れの子供が騒いでうるさいのなんの・・・
でもね、ファミレスでセントラルキッチンという工場生産品を食べさせる田舎の子とは違い、小さいころから手作りの料理に親しむのはいいことだ。
さすがに下町の親はよくわかってるよ。
料理到着
それではいただきます![割り箸](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/257.gif)
![割り箸](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/257.gif)
帆立フライはタルタルソースで。
冷凍ものは一切使わないので刺身用の帆立のプリプリ食感が嬉しい。
じゃがいもの自然な甘さが何とも懐かしい。
いまのおっ母さんたちはやれ時短だの冷食だの楽することばかり覚えているけど、昔のおっかさんたちは貧しくてもみんな手作りだった。
この店の人気の秘密はこの辺りなんだろうね。
キスフライも上品な味。
どこにでもありそうでここにしかない不思議な味。
いり豚と一気にガツめしだ。
タレのレシピは企業秘密らしいが、甘辛醤油ベースに、ウスターソースとケチャップとカレー粉は間違いなく隠し味的に使っていると思う。
カレーの後味がピリッと効果的。
見た目は地味だけど、これホントに美味いよ。
まとめ
ファミレスの出現以来、外食は家族でするものと世の常識が変わったが、昔は外食は親父の特権だった。
いまや日本中で絶滅寸前の大衆食堂だが浅草は元気な店が多く残っている。
いつまでも頑張ってほしい。
美味しい食事に感謝を込めて
「ごちそうさま!」
お店
・食事処 酒肴 水口
・東京都台東区浅草2-4-9
・http://asakusa-mizuguch.main.jp/
本日の動画
浅草東洋館に出番がある時には必ず水口食堂にいるというナイツの塙さんが紹介する水口食堂。