★★・ナドニエ(新宿三丁目)/カクテル | 夢酔亭主人のオムライス食日記

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上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

寒い冬の夜の新宿三丁目をぱとろーる。


お腹がペコちゃんだったのでお酒も料理も楽しめるこのお店で温まろう。

 

BAR「ナドニエ」さん。

 

重厚なドアを開けると静かな大人の世界。

 

カウンターのいつもの席に座る。

 

ジャズを聴きながら素敵な空間に身を任せる。

 

●ナドニエカクテル

 

中身は謎のオリジナルカクテル。

 

チャームはコーンポタージュとバケット。


冷えた体がじんわり温まる。


そのまま食べてもいいけど、バケットを浸して食べると旨さ倍増。

 

●もっちりチーズとカラフルトマトのカプレーゼ

 

最初は野菜からスタート。


モチモチのモッツアレラチーズと新鮮トマトがまるで恋人のようだ。

 

●ダイキリ


あまりの旨さに手が震えてピントがずれてます。

 

●ラムチョップグリル

 

お待たせしました。ナイフ入刀!

 

焼きたてのお肉はしっとり柔らか。
 

●アラン10年


アイランズモルトらしい華やかなウィスキー。


パウンドケーキやフィナンシェのような洋菓子と好相性だが肉料理にもバッチリ。


ストレートでもロックでも飲み方を選ばない優良選手。

 

●スカルモルツァチーズのラザニア

 

お腹も一杯だったのだがどうしても食べたくて注文。

 

熱々のスカルモルツァチーズが美味すぎる。


これは思いがけない料理と出会えた。

 

●サンジェルマンのカクテル


目の前にあったサンジェルマンでリクエストしたオリジナルカクテル。


思いのままに作ったのに計算されている。


サンジェルマンに、ライムジュース、オレンジジュース、ラムにグレナデンシロップ。

 

最後に1回かき混ぜるとグレナデンシロップの鮮やかなザクロの香り。


バーテンダーとの素敵な会話と美味しいお酒、お腹も一杯で大満足の夜だった。


いつもおいしいお酒と料理をいただき、感謝を込めて
「ごちそうさま」

 

【本日の名曲コーナー】

 

1月22日はジャズの日だそうな。

 

朝ドラ「カムカムエブリバディ」はストーリーは滅茶苦茶だけど朝ドラ史上稀に見る名作だと思う。

 

ルイ・アームストロングのトランペットで「オンザサニーサイドオブザストリート(ひなたの道)」。

 

昭和初期の曲なので私もラッパ吹きの端くれとしてこの曲は知ってはいたけど評価はしていなかった。

 

でもこの年になって何度も聴くと全く印象が変わった。

 

この曲はある程度年齢を重ねないと真価が分らないのかも。

 

「ポケットには1セントのお金もないけれどひなたの道を歩けば大富豪と同じだ。」

 

当時は有名スターでも黒人は白人と同じホテルには泊まれないほど人種差別が厳しかった。

 

ルイがトランペットを覚えたのは少年院。ひなたの道を歩きたいと願う心の歌。

 

18歳のサッチモちゃんを演じる49歳の深津絵里も違和感は全くないし、来週以降の展開が楽しみ。

 

【お店】 ★★ 
・ナドニエ
・東京都新宿区新宿3-8-7吉川ビル3F
http://kaname.yama.ne.jp/home/nadnye/