今月14日まで、池袋西武では「第9回寿司・弁当とうまいもの会」という催事が行われています。
毎年恒例ですが、今年のキャッチフレーズは「西の雅に東の粋!」という事で楽しそうな企画です。
京都の老舗喫茶店、前田珈琲のイートインコーナー。
去年も訪問し抹茶パフェを頂きましたが、今年の目玉は名物のオムハヤシとの事。
京都を代表する料理人「谷本佳美」と共同制作した京風ハヤシライス。
かつおだしと西京味噌を使用し、しっかり炒めた玉葱と和牛をじっくり煮込みました。
これは美味しそう!
期待が高まります。
注文を告げ待つこと約5分。
●赤味噌オムハヤシ(893円)
見た目だけでダメですね!
この玉子のやっつけ仕事みたいな作り方は何でしょう。
ふわとろ!って流行語みたいになっていますが、半熟ってことじゃないですんよね。
オムライスのほうはともかく、自信ありげなハヤシソースに期待するしかなさそうです。
それではいただきます
ハヤシソースはそれなりに美味しいんですが、この後味の悪い甘さはおそらく砂糖を使っているんじゃないかな?
ハヤシソース、玉子、ライスがバラバラで一体感が全くありません。
これだとハヤシライスだけでいいのに、わざわざ玉子を使いオムハヤシにした意図が分からない。
もう一つの名物だというホットドッグはテイクアウトしました。
見た目はいいんですが、これもイマイチ。
チェーンのコーヒーショップとか個人の喫茶店ならこれでいいんですが、この料理が京都を代表する「西の雅」って・・・?
京都とか、神戸とか、鎌倉って付加価値というか名前がつくだけで期待感が高まるんですが、催事というお店とは違う条件だという事を割引いても、「期待するから外れる」が教訓でした。
美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」
【お店】
・前田珈琲
・池袋西武百貨店7階催事場