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さて、R.A.(英語:rheumatoid arthritis)(文章記載当時の名称は 慢性関節リウマチですが、平成18年4月から 関節リウマチと呼称が変更されました。以下、R.A.と示させて頂きます)を患っている方々の一助になれば幸いと存じまして 、去る 6年前の10月9日(木)の「笑いと菜食療法❤菜食に導かれた過程❤ 小乗から 大乗へ」のブログ そして 去る 4年前の1月12日(火)の「笑いと菜食療法❤菜食に導かれた過程❤ 小乗から 大乗へ ・続報」のブログを記させて頂きました。なお、自らも 約30年間 菜食を実践致し、安全性を 試しました。そして、父親の介護として来ている 訪問看護師の方 や 家政婦たち そして 姉など複数の方々から 本にしたらいいと勧められました。そこで、去る1月24日(金)の「製本・委託」のブログに記させて頂きましたように、今回、自費で 製本を委託させて頂きました。因みに、誠に有り難いことに 当・ブログに 度々 「いいね」を下さる 某・書房の方に 委託しました。この某・書房の方によりますと、印刷会社には 製本の為に 予約が必要 とのことでした。なお、この某・書房の方とは、誠に有り難いことに 原稿データー、編集 そして 校正のことで、43回以上 便りを送りました。序で乍ら、御承知のことであらせられますように、最近では アメブロのフォント・サイズには 相対単位である emが用いられているのですが、以前 すなわち 上記のブログを記したときには、別の形式でした。それで、以前から 書き直したいと思っておりました。そこで、今回 上梓させて頂きます機会に、上記のブログを 全て emで 書き直させて頂きました。
笑い と 菜食療法
❤菜食に導かれた過程❤
小乗から 大乗へ
医師国家試験に合格し 医学士の「学」の字が とれて 医師になり、研修医として 最初の患者さんを受け持ちました。お年寄り(六十八歳)の女性、R.A.(英語:rheumatoid arthritis)(当時の名称は慢性関節リウマチですが、平成十八年四月から 関節リウマチと 呼称が 変更されました。以下、R.A.と示させて頂きます)で、お薬を 十年以上 服用していて、lues(英語)(negativeで御座いますし、お読み下さっている方々に 影響を お与えすることの無いように 日本語で綴ることを控えさせて頂きましたが、以前 それではわからない と指摘を頂きましたので、日本語も併記させて頂きます。小さく記させて頂きます。梅毒のことで御座います。以下、英語で lues と示させて頂きます) と Pankreaskrebs(独語)(上記の理由で、日本語で 綴ることを控えさせて頂きましたが、日本語も併記させて頂きます。同様に 小さく記させて頂きます。膵臓がん[敢えて、平仮名で記させて頂きました]のことで御座います。以下、独語で Pankreaskrebsと示させて頂きます)を合併している terminal care(日本語:終末期介護)の必要な患者さんでありました。リウマチ科に受診していて、内科外来から入院となりました。oben(独語)(上級医師のこと・俗称)の指示で、処方されている薬を止めました。
親和性(最近では、このことを エンパス[英語:empath][共感力]体質という言葉で 示す人も 居ます)により、自らの身體に 患者さんの症状が反映し 現われました。pain(英語)(上記のように negativeで御座いますし、お読み下さっている方々に影響を お与えすることの無いように 日本語で綴ることを控えさせて頂きましたが、以前 それではわからない と指摘を頂きましたので、日本語も併記させて頂きます。小さく記させて頂きます。痛みのことで御座います。以下、英語で painと示させて頂きます)が強く 関節部位が 赤く腫れ、判断も 出来兼ねる状態になりました。(自らの指の写真を添付させて頂きます)
![リウマチ様の指症状](https://stat.ameba.jp/user_images/20141008/21/musubi-hikari/e3/a1/j/t02200293_0240032013091818007.jpg?caw=800)
自らの指の写真・側面
![リウマチ様の指症状](https://stat.ameba.jp/user_images/20141008/21/musubi-hikari/26/8b/j/t02200293_0240032013091818006.jpg?caw=800)
自らの指の写真・正面
ダイエットも してないのに、三ヶ月間で、八kgも 体重減少しました。
「心身医学標準テキスト」(医学書院発行)の二九二頁に、「気功法で 気感を重視して 訓練すると 一時的に 気感に対して 生体が 敏感になる為、例えば、疲労している人や 身體の一部に 痛みを持っている人が 隣に来ると、自分の身體が 妙に疲れたり その人と同じ場所が 痛んだりすることがある。このような状態は、気を用いた治療家を目指す者であれば 経過しなければならない一つの段階(以下略)」とあります。
一対一で 向かい合っていると、患者さんの訴えが 自らの身體に投影するようになり、患者さんの症状に気付くことが出来るようになりました。
名医とは、一所懸命に勉強して、多くの知識を吸収し、確実な診断を下すことが出来る医者のことである と思っていました。
しかして、病の勉強をしては、一通りの症状を一過性に身體に現わしていました。また、知識が あり過ぎると、患者さんを 病に当て嵌める おそれがあります。
ところが、患者さんの症状が自分の身體に現われて、診断することが出来る医者が居ることを知りました。これならば 誤診しません。名医の診断とは そういうことなのか、と体験させて頂きました。
例えば、B.S.T.(英語:bedside teaching)(日本語:臨床実習)(現在 母校では B.S.L.[bedside learning]と云い、学部生との話しによると、教えるというよりは 習うという意味が強くなったとの旨で御座います)の頃、眼科で患者さんの検眼をしているとき、患者さんと同様の乱視に 一過性になったことを発見しました。すなわち、この患者さんの乱視の方向と 同じ向きなのです。
研修医の頃は、神経内科で 耳鳴りの患者さんが来ると、自分の耳に耳鳴りが するようになり、頭痛の患者さんを 前にすると 頭痛になりました。
ものが 二重に見えることを、専門用語で 複視と云います。複視の患者さんを診療していると、向かい合っている自分の方も ものが 二重に見えるようになる体験をしました。そして、この間 これらの患者さんの症状は 軽減しているようなのです。すなわち、恰も 物理法則である エネルギー保存の法則が働いているかのように、患者さんの症状を 両者で 分配しているようなのです。
治療を施して 患者さんの状態が良くなると、投影されていた症状が 消えました。(前述の「心身医学標準テキスト」二九二頁の引用の 最後の「一つの段階」とのことに、臨床心理士は「厳しい」と言っていましたが、更に 修行が必要とされる、とのことで御座います)
元・日本医科大学精神神経科助教授(当時の名称。現代では 准教授ですね)によりますと、待合室に居る患者さんのことが分かったと その助教授の書に記されていました。
東洋医学に望診がありますが、最近では、誠に有り難いことに、client(英語)(日本語:来談者)が入って来ると わかるようになりました。元・看護婦(当時の名称。現代では 看護師ですね)でも、現役のときは、患者さんが部屋に入って来ただけで わかったとのことです。
ところで、前述のように、患者さんの お薬を止めた以上、替わりの治療をしなければならない、と思いました。pain(痛み)は 主観的な感覚とされていますが、当然のこと乍ら、患者さんの painは 取り除く必要があります。そこで、医療の最前線の医学雑誌とされる“The Lancet”の“Lancet 1991;338:899-902.”に、「慢性関節リウマチ(前述致しましたように、当時の名称)患者を対象とした1年間の「菜食療法」に関する比較試験」(下に、ランセット日本語版を掲載します) すなわち R.A.(英語)(上記のように negativeで御座いますし、お読み下さっている方々に影響を お与えすることの無いように 日本語で綴ることを控えさせて頂きましたが、以前 それではわからない と指摘を頂きましたので、日本語も併記させて頂きます。小さく記させて頂きます。関節リウマチのことで御座います。以下、英語の略語で R.A.と示させて頂きます)の「菜食療法」に関する論文を見つけました。受けた painが 強いと、正しい判断に差し支えるので、自ら 菜食を始めました。
過去に 心理的外傷(英語:psychological trauma)があると、pain(痛み)の症状となって、現われることがある。外来診療でも、腰痛(英語:lumbago)の患者さんで経験しました。
![ランセット](https://stat.ameba.jp/user_images/20141103/20/musubi-hikari/34/ff/j/t02200165_0800060013118275976.jpg?caw=800)
The Lancet (ランセット日本語版)
患者さんは 先生だ と思います。前述致しましたように、luesを合併している 患者さんでした。そして、夫から luesを伝染された ということもあるようで、夫のことを 赦せない方でした。因みに、この 赦せない心が 自分自身を縛って、結局 自分の身體を不自由にする 関節炎のような症状に投影されて 現れているようでした。
しかも、当初から食事を摂取ることが出来ない方でした。三ヶ月以上受け持たせて頂きました。国立Hp.(hospitalの略です。日本語では、病院のことです。以下、Hp.と示させて頂きます)では、厚生省(当時の名称。現・厚労省)の指導で、長くて 入院三ヶ月と聞いたことがあります。上司から転院を勧められましたが、患者さんの家族(夫)の強い希望で、入院継続となりました。
約三ヶ月一週が経過した 平成三年九月上旬の日の未明、当直看護師から 電話があり、比較的 研修先の日本医科大学附属第一Hp.から近い所に 一人住まいをしていた自宅より、普段 一人では まず利用しないのですが、特別に タクシーを利用して 駆けつけました。すなわち、誠に有り難いことに 御臨終には 間に合ったのですが、転帰を迎えられました。御冥福を 心より お祈り申し上げます。
そして、誠に有り難いことに 御遺族との信頼関係があり、oben(独語)(前述致しましたように、上級医師のこと・俗称)から指示された sec.(日本語:病理解剖)の許可を得ることが出来ました。
その結果、誠に素晴らしいことには、入院治療により 患者さんにおいて Pankreaskrebs(独語・膵臓がん)が 消失(検査においても、生前から腫瘍マーカーが陰性。内視鏡検査で認められず、胸腹部レントゲン検査においても、陰影が認められませんでした。誠に有り難いことであります)している という貴重な臨床体験をさせて頂きました。
故・日本心身医学会・理事長(九州大学名誉教授)には、手紙で、この症例の癌退縮のことを お知らせしました。
この方のことは、三十年 経過った 今でも 供養させて頂いております。
東京二十三区在住の年輩の女性の方でも、日本医科大学附属Hp.に受診していて、信仰の力もあり、「癌が消えた」という お方が居ます。日本医科大学診療録管理室には、その お方の放射線写真がある(当時)、と されています。
二年間の臨床研修後、心療内科(当初から、心療内科[心身医学]を志望していましたが、当時、日本心身医学会・理事長の「せめて 臨床医学の基礎になる内科は 二年間位がっちり研修して欲しい」との言葉により、学部卒業後、母校出身の別の理事長に勧められた 母校の医科大学の内科で研修致しました)に進みましたので、臨床研修の頃よりは、受け持たされた患者さんが若い方々であり、主治医として 患者さんを受け持ってからは、誠に有り難いことに 患者さんは 一人も お亡くなりになっていません。但し、看取ることも大切であります。介護では、水差し(薬のみ器)によって、根気よく、スプーン一杯の水を 口から注ぐことが大切であると思います。共に、チーム医療を行った看護婦(前述のように、看護師)(既婚)は、百人以上 看取ったとのことでありました。なお、最期は 市内の公立Hp.で 亡くなりましたが、在宅介護であった 母親を 看取らせて頂きました。そして、今年が 三回忌の年であります。
青年の頃、某・ボランティアのサークルで、生き物を食することにおいては、動物を食することも 植物を食することも同じこと、との話しになりました。
神経細胞を有する生物を食さない為、pain(痛み)が和らいだのでありましょうか。
それ迄 気付かずして 肉食したことは、大悲の心を起こさしめんが為と知り、菜食の義しさより、赦しが大切と気が付きました。「赦しの祈り」があります。「医療は神の祈り」とは、名言であると思います。
親友は、誠に有り難いことに 「菜食は 正しい」と言っています。
菜食の お蔭の 今一つのこととして、二年間の臨床研修後、母校の医科大学に 実質八年 居ましたが、動物実験しなくて済みました。
主任教授は、実験動物は 決して人間と同一の生体ではなく、そこに 動物実験の根本的誤謬がある、との旨を言い乍ら、自ら動物実験をしていました。
また、元・日本心療内科学会理事長によりますと、母校の教え子である 現在は 某・衆議院議員に 学位を取らせる為に、動物実験にするか 人体実験(ヒトを対象とする研究)にするか 選択させた とのことでした。すなわち、動物実験の方が 人体実験よりも 二年位 余分に掛かる と伝えてから 訊いた とのことでした。すると、人体実験にする との回答があり、その通り 学位を取得させた とのことでした。
動物実験をせずに、大学に在籍出来たことは 誠に有り難いことであると思います。大学院に在籍した時期もあります。単位取得満期退学致しましたが、学位取得は適いませんでした。両親から、動物実験しなかったからだ、と言われます。
「一寸の虫にも五分の魂」
釈尊(お釈迦様の尊称)は、水を飲む際に、水を濾して飲んだ、とのことであります。釈尊は、衛生学者であると書かれた本がありましたが、不殺生からのことであるように思われます。
医師は人の生命に関わるので、出来るだけ生き物を殺さないで、生かすようにしたいと思います。
以前から、成る可く 蟻を踏まないように歩いていました。最近は、何気なく歩いていることがあっても、気が付いて、振り返って見て、蟻を踏んでいません。誠に、有り難いことであります。「生命への畏敬」という言葉が 心に閃いたとされるアルベルト・シュヴァイツァーは、蟻を逃がしたとのことであります。御皇室では、蚊を手で逐い払うことはしない、と聞いたことがあります。
また、菜食の お蔭のもう一つのこととして、お腹を こわすことが なくなりました。やはり、動物食を摂取らなくなりますと、細菌性 や ウィルス性の感染症に罹りにくくなるのであると思われます。
動物食を摂取らなくなって、およそ三十年になります。但し、果物・乾物(昆布、ひじき等の海藻や切り干し大根)は食します。「山に籠もってなら出来るが、仕事をし乍ら・・・」と 親友に言われます。誠に有り難いことに、新教連(新教育者連盟)(文部科学大臣認可財団法人)支部長(当時)や、同居している父親からは、「仙人」と言われます。
因みに、「仙人」の御馳走は 胡麻、と云われています。カルシウム(元素記号:Ca)は 何で摂取っているのか、とよく訊かれるので、胡麻で摂取っていると答えています。
胡麻の お蔭で、カルシウム(元素記号:Ca)を摂取することが出来ます。これは、「仙人」の智慧なのかもしれません。
自らの身體で、三十年間、菜食の安全性を試しました。小乗的な菜食が、「菜食療法」として、大乗的なものになること、このことが悲願であります。
疫学的に、女性に多い(最近では、妊婦さんのような若い女性にも みられるようになってきた、とのことです)とされるR.A.の治療法について、食事療法として、玄米、菜食、そして、笑いの効能が有力であると存じます。胡麻を加えて、玄米は まるごとで完全食であるとのことであります。白米(陳腐な表現でありますが、祖母は、父と 度々「白米と書いて粕」と言っていました)を食べる人は、米の良い部分を取って、その栄養を補う為に 余分に おかずを食べている、と女性の講師が言っていました。玄米の自然食で、長年のR.A.が治った、嬉し、と 巻頭言に書かれている本があります。米屋で販売されている通常の玄米を頂いています。低農薬栽培の玄米を食べている という人もいます。但し、理想的なのは 無農薬栽培の玄米を頂くことであります。実際には、知人との話しで、農業用水路の上流の畑で 農薬が使われていれば、多雨のとき 農業用水路に 稀釈された農薬が混ざることがあるでしょうから 低農薬栽培の玄米が現実的なのでしょう、とのことで御座いました。なお、上記の笑いに因ませて頂きます。すなわち、研修先の日本医科大学附属第一病院の講義室で 「R.A.による pain・笑いで解消」として 患者さんを集めて 林家木久蔵(当時の名称・現在では、木久扇さんに改名しています)による 落語が行われました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200123/00/musubi-hikari/f0/ef/j/o3116204514700543334.jpg?caw=800)
研修先の日本医科大学附属第一病院・講義室において
菜食主義と言われることがあります。主義(英語:principle)ではなく、以上のような過程で、菜食に導かれたようで御座います。「こんな お医者さん居ない」と、親友 や 親から言ってもらえます。誠に有り難いことであります。
(半角で4万文字以内という字数制限に達しましたので、次のブログ記事に この続きを記させて頂きます。なお、義務教育の方々に 美しい日本語を 正しい読み方で 御覧頂こうと思いまして、当初から 振り仮名を付けております)
本日も、最後 迄 お読み頂き、誠にありがとうございます。唯々感謝。(^-^)