歌会始の詠進歌 | 神産巣日神(かみむすびのかみ)のブログ

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古来、日本では、「愛」と云う字を使わないで、「産巣日(むすび)」と言いました。「むすび」と云う言葉は、「愛」と云う言葉よりも非常に深遠な意味を含んでいるのです。ときに、神産巣日神は「造化の三神」の内の一柱の神であり、獨神(ひとりがみ)で御座います。唯々感謝。

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 さて、 昨日の「天皇陛下行幸の君恩に浴して」のブログ の中段で、昭和50年・歌会始(うたかいはじめ)お題「祭り」の、昭和天皇の御製、「我が庭の宮居に祭る神々に世の平らぎを祈る朝々」を、畏れ乍(なが)ら引用させて頂きました。

 ときに、平成27年・歌会始のお題は「」で御座いました。締め切りは、昨年の9月30日迄であり、詠進(えいしん)を勧められて、詠進歌(えいしんか)を詠進要領に従って、郵送致しました。この詠進要領によりますと、基本的に、用紙は半紙とし、記載事項は全て毛筆で自書とのことで御座いました。「」の文字が詠(よ)み込まれていればよく、「日」のような熟語にしても差し支えありませんとのことでした。

 詠進歌は、


 初夢や 世界平和を 祈念して 日の富士を 皆(みな)で観(み)まほし


 で御座いました。


 ところで、去る1月1日(木)の「謹んで新年の御祝詞を申し上げます。(^O^)」のブログ の冒頭に記させて頂きました


 初夢や 世界平和を 祈念して 富士の高嶺(たかね)を 皆(みな)で観(み)まほし


 の和歌は平成15年に詠(よ)んで、年賀状に記させて頂いて参りました。前述のように、お題が「」で御座いましたので、年の始めということにも因(ちな)ませて頂きまして、前者の和歌を詠進させて頂きました。唯々感謝。(^-^)