5月にもなるとムシテック周辺の樹々にも
新緑の葉が出てきて
春らしい感じがどんどん見えるようになってきます。
5月は紫外線が強いとは言われますが
散歩したくなる陽気になってきますね~。
本日のブログは4月下旬の出来事です。
エントランスホールに新しい昆虫が展示されました。
2種類のチョウの展示です。
まずはツマグロヒョウモンです。
ビオラの葉っぱを食べていました。
まだ幼虫なのですが、どこにいるかわかりますか?
答えは…
もう葉っぱを食べるのをやめて
サナギになる準備をしているところでした。
この写真は4月28日撮影なので
このブログがアップされたときには
もうさなぎになっているでしょうね。
もう1種類のチョウはというと
オオムラサキの幼虫です。
オオムラサキの幼虫は幼虫で冬を越えて
暖かくなった今頃動き出します。
まだまだ小さいオオムラサキの幼虫。
食べる葉っぱもこの時期にならないと出てきませんから
これからたくさん葉っぱを食べて
どんどん大きくなっていくのです。
ちなみに
オオムラサキ幼虫が食べる葉っぱは
この木の葉っぱです。
樹木の名前はエノキ。
オオムラサキの幼虫だけではなく
野鳥にとっても貴重な樹木なんですね。
オオムラサキの幼虫はエノキの葉に擬態しますので
なかなか見つけることが難しいのです。
擬態することで野鳥などから身を守っているのです。
オオムラサキの成虫はとてもきれいなチョウになります。
まだまだ小さな幼虫ですが
元気に育って
大きな成虫になってほしいと思います。