10月も下旬になって
朝夕の気温もかなり低くなってきています。
本格的に紅葉してくる時期になってきましたね。
さて、今日のブログは10月中旬
10月とは思えないほど暖かった日のことを紹介します。
里山にいってみると目に入るところに虫は見当たりません。
でも、目を凝らして探していると…
樹木に似た色をした昆虫を発見しました!
こちらはカメムシの幼体です。
背中がちょっと変わった顔に見えるのは私だけ?
このカメムシは、アカスジキンカメムシという
とってもきれいなカメムシになる前の幼体だったのです。
(ちなみにこのカメムシは臭くありません)
他にも昆虫ではありませんが、虫がいました。
この写真ではどこにいるかちょっとわからないかも
脚が細くて、長~い虫なんです。
ちょっと大きいその虫を見つけたので
この時期、よく見ることのできる虫です。
こちらはザトウムシ。
目が退化して見えていないと言われる虫です。
長い触角を使ってまわりの様子を調べながら動き回ります。
毒もなく安全な虫なんですよ~。
そして、この植物には安全とはいえない
昆虫が止まっていました。
わかりますか?
はい、刺されるととっても痛いスズメバチです。
秋が近くなると狂暴になって
いろいろな昆虫をエサにするスズメバチですが
他の昆虫がいなくなってしまうと
このように植物からエサを探すようになるのですね。
多くのスズメバチがこの植物に集まっていました。
スズメバチも生きるために努力をしていますね。
刺さなければいいのにな~と思う今日この頃です。
とある日の夕方。虫博士の石川さんが
地面を見ながら何かを探していました。
お!?スプーンでなにかを捕まえたみたい。
捕まえたのは、アリジゴク。
ウスバカゲロウの幼虫です。
アリジゴクという言葉や巣は知っている人も多いかと思いますが
実際にアリジゴクを見たことない人は多いかもしれませんね。
こちらの虫はエサが来るのをじっと待っているタイプになります。
エサの捕り方も虫によって様々ですね。