先週のブログで紹介したイモムシたちのコーナー
ここには3種類のチョウの幼虫がいましたが
その中のクロアゲハの幼虫が
サナギになろうとしていたところまで紹介しましたが
見事なさなぎになりました!
クロアゲハはサナギで冬を越え
暖かくなってからきれいなチョウになるのでしょうね。
10月も中旬になると少しずつ紅葉する樹木が増えてきます。
ドウダンツツジも一部だけ紅葉したところがありました。
ドウダンツツジが紅葉するときれいな赤色になるんです。
ムシテック周辺にはさまざまな樹木がありますが
環境整備でお世話になっている有馬さんと
福田さんが樹木の剪定をしてくれていました。
かなり高いので三脚脚立を使っての作業です。
ということで、少し脚立にのぼらせていただきました。
このような高いところでの作業は経験が必要です。
長年このようなことをやっている二人だからこそ
上手に剪定ができるというものですね。
二人の作業の邪魔をしないようにしつつ
少し里山に行ってきました。
この時期にしか見られない植物があったので
紹介させていただきます。
形の変わった黄色いこの植物
名前はキバナアキギリといいます。
この植物はちょっと個性的なところがあるので
紹介させていただきます。
花の真ん中におしべがあるのですがこちらはダミーで
ダミーのおしべを押すと
上からピョコっと本当のおしべが出てくるのです。
このようにしてミツバチなどの昆虫の体に花粉をつけて
運んでもらうのです。植物のすごい知恵ですね!
さらにもう一つ賢い植物を紹介します。
とても特徴のあるタネが付いたこの植物
子どもたちからは、バカというあだ名をつけられますね。
この植物は、オナモミといいます。
トゲトゲの先がフックのように曲がっていて
それを動物の毛にひっかけて
種を遠くまで運んでもらいような作りになっています。
自分からは動くことができない植物たちは
さまざまな方法を使って
種を運んでもらって、繁殖していくのですね。
植物からもいろいろなことを学ぶことができると思います。