紅葉にはまだ早いですが、日に日に「秋の気配」を感じるムシテック周辺です。たとえば、虫の声。セミに代わって朝からせっせと“演奏会”が始まります。そして、ドングリ。早くもクヌギのドングリがエコハウスへの通路に落ち始めました↓↓↓近くにはコナラの木(まだドングリは落ちていない)もあるので、お子さんと一緒に形の違う2種のドングリを比べてみるといいでしょう。
小学生には絵本「モチモチの木」でおなじみ、トチノキの実=トチノミが道路に何個も落ちていました↓↓↓ピンポン球よりひと回り大きいくらいでしょうか。おっと、上を見上げると、葉っぱの間にも実が付いていました。
落ちて乾燥すると、分厚い皮がパカッと割れて中身が飛び出します。実はぼこぼこしているけどクリに似ています。サイエンスロードの脇にはトチノキの大木があるほか、エコハウス周辺にも何本かあるので探してみましょう。先日、フィールドワークで山に入ると、クリも実をつけていました。“秋の気配”ありありですね。
コチラも秋に実を付ける植物のひとつ↑↑↑実はブドウの房を小さくしたよう。鮮やかな紫色です。その名もムラサキシキブ(コムラサキ)。9月に入って急に色づき始めました。庭木として人気があると聞きましたが、かっこいい名前だと思いませんか?
そして……。エコハウスの正面、トチノキの近くにハート形をした葉を持つ木、カツラが植えてあります↓↓↓
カツラは秋が深まって紅葉の季節になると、“本領発揮”します。なんと、茶色に枯れた落ち葉から「プ~ン」と甘~い香りが漂ってきます。綿アメの匂いに似ているかな。この季節には数メートル前からいい匂いがしてくるので、紅葉の季節には是非、エコハウス前に足を運んでください。
ムシテックで自分なりの「秋」を探してみましょう。