トノサマバッタをつかまえた~ | ムシテックのブログ

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 先日、郡山市内の小学校が学校利用でやってきました。2年生です。「フィールドたんけん」のスタート時、面白いことが! 正面玄関前の大きなステンレス昆虫前で、子供たちに「何の虫でしょうか?」と質問するとーー。

「カブトムシ!」の答えが。「正解」の私の声に、別の子から「英語ではBeetleだよ」と(正解!=心の声)。意地悪な私は、「その通り。じゃあ、クワガタは英語でなぁんだ?」と水を向けると……。すぐさま「Stag Beetle」と即答。ピンポン! よく勉強してます。Stagとは「牡のシカ」のこと。たしかに、クワガタのアゴは雰囲気が似ていますね。小学2年生の反応の良さに1日中ゴキゲンだったオジサン、Sです。

 

 さて、今回は18日、敬老の日に行われたプログラム「バッタ調査隊」から。野原に出て網でバッタを捕り、自分が捕ったバッタがどんな種類なのか、図鑑を使ってその調べ方を学ぶ講座です。

 さあ、出陣! 子供たちはハンターと化しいっせいに原っぱに飛び出します。早くも1匹目ゲット~↓↓↓

「ほら、見て。捕れたよ!」うれしそうに虫を見せに来ます。

「お父さ~ん、早く来て~」と助けを呼ぶ声は自分で虫かごに入れられない子かな?

「逃げちゃった~」 捕まえられてなるものかと、バッタも必死でジャンプ! でも、子供たちは諦めません。

 大物ゲット↑↑↑ トノサマバッタです。おめでとう!

 

 次はエコハウスに戻ってバッタの種類調べ。30分余りで10匹も捕った子もいました。 

 まず、ムシテック流の「バッタ検索チャート」を見ながらバッタたちの触角の長さをチェック。体より長いグループは【コオロギやキリギリス】の仲間です。対して、短いグループは【バッタ】の仲間で、さらに【とんがり頭】と【とんがり頭ではない】グループに分けます。クルマバッタモドキなどと見当が付いたら、ポケット図鑑の索引からそのバッタのページを開き写真と比べます↓↓↓

 触角の長さや、頭の形、さらには体の模様などの特徴から種類を絞っていくんですね。先生がトノサマバッタの標本を取り出しました。大きいですね~。

 終わりに、捕ったバッタを自分の手で外で放します。1,2の3で真上に放り投げると、パタパタパターー。バッタは空を飛ぶんです。さようなら~。30㍍ほど飛んだトノサマバッタを見て驚く子供たちでした(実は50~70㍍飛ぶといわれています)  

 本日はここまで。皆さん、また遊びに来てね~。