蚊に刺されない技はあるのか? | ムシテックのブログ

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 先日、「フィールド大冒険」の講座で山に入ったら、やたらと蚊が顔の周りに寄ってきました。手で払っても払っても「プ~ン」「プ~ン」。2匹や3匹ではありません。猛暑で異常発生したのでしょうか? マジ、イライラ😡。酷暑で汗をかいていたし、体温も高いはずーー。マスクから漏れる息もハアハア(二酸化炭素いっぱい!)で、「蚊が近寄ってくる条件」がズラリそろっていたからかもしれません。

 

 その時、ひらめきました。(そうだ、二酸化炭素を出さなければいいんだ。息を止めよう!) く、苦しい~。効き目ナシか。

(たしか……小刻み動いていれば近寄ってこないと以前新聞で読んだ!)

作業をしつつ、すぐさま頭を左右に振り、体を上下動してみたけどこれもダメ⤵⤵⤵

かえって汗だく💦💦💦になって、余計に蚊が増えたような感じ。徒労に終わりました。

 

 こんにちは、還暦過ぎても迷ってばかりーー、フィールド担当のSです。

 で、この夏、個人的に蚊よりも気になっているのが「ダニ」です。皆さん、こんなポスターを見かけたことはありませんか?

 一見、おふざけかと思いましたが、実はこれ、厚生労働省が作成した「ダニが媒介する感染症」に対する注意喚起のポスターです。「第2回ムシの学校」(8月5、6日実施)の講師を務めた福島虫の会・小吹純子先生が持ってきてくれました(現在もエコハウス内に掲示中)。マダニが持つウイルスによる感染症が国内で広がっており、重症熱性血小板減少症候群という病気で昨年は116人が感染し12人が死亡。この夏も死亡例が報告されたとか。皆さんもご注意ください。詳しくは厚労省のHPで。

 さてこちらは、その小吹先生愛用の傘。やはり、虫の会会員ですね。この日は、息子の小吹歩生(あおい)先生(同じく虫の会会員)と親子で講座を担当していただきました。

 まずは、屋外で30分ほど虫を採集。エコハウスに戻って虫のチェックと解説です。先生はロックミュージシャン風のいでたちですが、虫についてはメチャ詳しい気鋭の専門家です。さすが~。

 各昆虫の同定はもとより、「ダンゴムシはほぼ外来種だ」とか、「クモは益虫です」など、へぇ~そうだったのか的なネタが次々に飛び出します。「ムシの学校」らしくて大人が聞いても楽しいですね。

 次回の「ムシの学校」は9月2、3日(現在各回満席)。昆虫標本作りの予定です。お楽しみに。