皆さん、こんにちは
東北地方はまだ梅雨に入ったままかと思いますが
最近の雨は、集中豪雨のような雨が多く
梅雨らしい雨ではなくなっているように感じます。
さて、昨日の午前中のことです。
子どもたちの活動を撮影するために工作教室へ向かう途中
常務が熱心に見ているものがありました。
こちらはムシテックに来てくれた子どもたちが
感想を書いて、それを送ってくれたものでした。
今月上旬に来てくれた
大東小学校2年生からのお手紙でした。
このような感想が届くと
働いている私たちにとって
とても力をいただけるありがたいものです
子どもたちの感想を見て
元気をもらった後、工作教室へ
教室の中から何やらあま~いにおいがしてきていました。
教室の中で集中して取り組んでいるのは
大東小学校ではなく、大東中学校1年生。
ムシテックに一番近い中学校です。
イスがあるのに、誰一人として座っていません。
(これには理由があるのですが)
何を作っていたかといいますと…
こちらのお菓子わかりますか?
答えは、「カルメ焼き」です
材料は、ザラメ
あと、お水と重曹∔卵白を混ぜたもの。
作り方はけっこう簡単です。
ザラメと水を適量、銅のお玉に入れて加熱します。
(細かい工程は省きますね)
高温にあたためて、重曹+卵白を入れてかき混ぜると
このようなふっくらしたお菓子になるのです。
お菓子を作っているだけではなく
この体験の中には科学的なことが詰まっています。
カルメ焼きは昔懐かしいお菓子で
駄菓子屋さんなどには置いてある定番のお菓子なんです。
おじいちゃんおばあちゃん世代の方にお見せすると
「なつかしいなぁ」とよく言われます。
砂糖が貴重だったころには
子どもにとって楽しみなお菓子だったのかと思いますね。
個人的には
「食べるより作るのが楽しいお菓子」です
大東中学校1年生のみなさんは
カルメ焼きのほかに
『放射線を調べよう』と『液体窒素』を体験してました。
今回のタイトルが
「2つの中学校(前編)」となっておりますので
明日は、同じ日に来てくれたもう一つの中学校を紹介させていただきます。