なぜだろうランドに行く途中にある
再生可能エネルギーコーナーに
新しい展示物が置いてありました。
そこではボランティアの石川さんが
なにかを作ってくれていました。
この中には、なにやら植物が入っている様子。
中に入っている植物はエノキ。
じつは、こちらを食べて育つ幼虫がいるのです。
葉っぱと同じ色をしていて
ほとんど見つけることができません!
凄い擬態の能力ですね~。
この中にいる幼虫はオオムラサキというチョウの幼虫。
オオムラサキは、『日本の国蝶』とも言われています。
エノキの葉っぱを食べてどんどん大きくなっていきます。
(この写真の幼虫はおもちゃのフィギュア。リアルですね)
ただでさえ葉っぱに擬態しているので
見つけることが難しいオオムラサキの幼虫。
あなたは見つけることができるでしょうか?
オオムラサキは雑木林がないと生息できないと言われています。
雑木林とは、人間が手を加えて作った人工林のことです。
森の中の木を伐採して、薪にしたり、炭にしたり
落ち葉を集めてたい肥にしたり
自然と人間がバランス良く関わってできた里山です。
そのような素晴らしい環境がオオムラサキには必要なんですね。
そのような環境をなくさないようにしたいですね。