無言の工作教室…。
会話のない時間がかなりありました。
黙ってくださいと言ったわけではありません。
ウケないダジャレをいって沈黙していたわけでもありません。
集中して七宝焼きを体験していたのです。
ということで、本日のブログは
10月22日(土)に実施した工作プログラム
彫金七宝を紹介させていただきます。
自分が作りたい形の台座を選んだら
釉薬という色の付いたガラスの粉みたいなものを
のせていくのですが
いろいろな色があるので、選ぶの悩みますね~。
1人1作品しか作ることができないのでね
選んだ釉薬を木の棒(ホセといいます)を使って
台座にのせていきます。
この作業をしていたので、みなさん無言だったのです
釉薬やフリットというガラスのかけらをのせて出来たら
電気釜にいれていきます。
この電気釜の温度が820℃にもなります。
この高温で粉のようなガラス(釉薬)が
どんどん溶けて、きれいなガラス状になるのです。
これが電気釜に入れる前の作品。
これが取り出した直後。色がかなり異なります。
電気釜から出した直後は高温で色が変わってしまうのです。
時間が経つにつれて、色がどんどんきれいになっていきます。
(それでもまだまだ熱いのですぐにはさわれません)
冷めたら、作品のウラに金具をつけて完成です。
では、ここからは子どもたちと
お客様が作った芸術作品の数々を紹介させていただきます。
もう芸術作品ばかりですね~
最後に紹介した男の子の作品ですが
かなり凝った釉薬ののせ方をしていました。
ここからはとくに素晴らしい!!と思い
撮らせていただいた作品を紹介したいと思います。
金色に輝くフクロウとそのまわりの色づかいが
こちらのフクロウも素晴らしい!
フクロウの色を工夫していることと
森の色やその周りの背景
フクロウが活動している夜をイメージさせる作品です。
赤色の釉薬でハートマークを上手に作ったことや
フリットを使ってピンクや黄色の模様を入れているところ
センスを感じました。
こちらは準備したすべての釉薬を使って作った
色見本のような作品です。
作るのも大変だったかと思います
たくさんの芸術作品を見せていただきました
「とっても楽しかった。」
「もう1つ作りたかった!」
「この講座を1年前から楽しみにしていました。」
「また作りたい!」
などなど
たくさんの嬉しい声を聞くことができました。
ムシテックでは彫金七宝だけではなく
さまざなま七宝焼きを実施しております。
(…なかなかプログラムチラシにのらないかも)
興味のあるプログラムがあったら
ぜひお申込みくださいね。