私たちの周りには、たくさんのプラスチック製品があります。
きょろきょろと見わたすと、プラスチックだらけですね。
なぜプラスチック製品がたくさんあるかというと、
プラスチックは、形の加工がとても簡単で、
その上、丈夫なんです。
とっても扱いやすい材料なんです。
そんなプラスチックを使う工作プログラムがあります。
先週、橘小学校(郡山市)1年生のみなさんが体験した
『プラバンアクセサリー』を紹介します。
ムシテックマークがはいったプラスチック(プラバン)を
使います。
今から、プラバン工作をはじめます。
と、大きな模型をつかって説明がスタート。
プラバンの実物見本もみながら説明を聞きます。
説明を聞いたら、プラバンに色を塗ったり、絵を描いたりします。
きれいに着色できました。
み~んな、星やハートが好きなようです。
次に、着色したプラバンをオーブントースターにいれて加熱します。
オーブントースターの中(プラバン)を見ます。
すると、プラバンが変形をはじめます。
オーブントースターの蓋をあけると、
プラバンが小さくなってる? どうして?
プラスチックには、いろいろな種類があって、
このプラバンは、ポリスチレンという材質でできています。
熱を加えて加工されたポリスチレン製品を再び加熱すると、
加工前の形状に戻るんです。
では、このポリスチレン製のコップを加熱すると、
どうなるでしょうか?
オーブントースターで加熱してみます。
こんな形状になるんですよ。
なんだか不思議ですね。
次は、1年生のみなさんもコップに絵を描きます。
立体的なコップに上手に絵を描いてます。
絵を描いたコップをオーブントースターにいれます。
変形のようすを観察します。
先生が、できあがったプラバンに穴をあけて、
ボールチェーンをつけます。
そうして、プラバンアクセサリーが完成しました。
とってもカラフル。
中央に犬がいます。
独創的です。
花が同心円状にならんでます。
みなさん、とっても上手にプラバンアクセサリーをつくりました。
ポリスチレンを加熱すると、加工前の昔の姿に戻るんです。
なんだか時間を遡って、若返っているようにみえます。
羨ましいですね。