今日のブログも昨日に引き続き
二本松市市民交流センターで実施してきた
出前講座(自然科学講演会)の様子を紹介させていただきます。
講演会だったので
北川による地震に関するお話がメインでしたが
小さなお子様も数名いましたので
お話しの途中に工作プログラムも取り入れました。
まずは、こちらの工作。「さかさまふりこ」といいます。
揺らし方によって長いほうがゆれたり
短いほうがゆれたりする工作です。
もう一つの工作は屋外に出て作ってもらいました。
この写真だと何をしているんだろう?と思うかもしれませんが
ペットボトルに砂を入れてもらい
何度かペットボトルを洗ってもらい
ピンを数個入れたら完成です。
名前を「液状化ペットボトル」といいます。
これが地震とどう関連するのかといいますと
砂しか見えないペットボトルに振動を与えると
砂の中に隠れていたピンが砂の上にあがってくるのです。
このような現象が地震の時に起きることがあります。
それを「液状化現象」といいます。
地面の中なので目ではみえないのですが
砂粒がふだんはくっついている状態ですが
地震で揺れることで、砂粒がバラバラになってしまうのです。
そうすると地下にあった泥水が噴出するということがあります。
講演だけではなく、このような工作を取り入れることで
小さなお子さまにも科学的な思考を育てていきたいと思います。