プレ十三夜 | ムシテックのブログ

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みなさん、先月の「中秋の名月(9月21日)」を見ましたか?

天気がよかったので、見た人は多かったかもしれないですね。

 

 

では、中秋の名月を見たみなさんにききます。

昨晩(10月18日)の「十三夜の月(後の月)」を見ましたか?

福島県須賀川市の空は夕方から曇りはじめたので、ほとんど見え

ませんでした。

みなさんの地域はどうでしたか?

十三夜の月を拝むと、成功や財運に恵まれるそうです。

中秋の名月を見て、後の月を見ないのは、片見月(かたみつき)と

いって、よくないこととされています。

 

この「十三夜」は日本独自の行事で、外国(大陸)から伝わったもの

ではありません。

西暦919年(後醍醐天皇の時代)にはじまったそうです。

 

 

18日(月)は休館日だったので、その前日(17日)に写真を撮り

ました。

夕方のころは、雲の隙間から、ときどき顔を覗かせるだけでしたが、

プレ十三夜の月が明るく輝いていました。

 

少しズームアップしましょう。

当館の駐車場にある風力発電機(プロペラ)の上に見えています。

満月のちょっと手前ですね。

この十三夜の月は、栗名月とか豆名月といわれることもあります。

 

コンパクトデジカメを三脚に載せて、さらにクローズアップしました。

大きなクレーターや海が区別できるようになります。

 

もっとはっきり見たいときには、望遠鏡を使いましょう。

10月17日(深夜)に白河市で撮影しました。

                  (128mm屈折望遠鏡、焦点距離1040mm)

 

 

月は、太陽とはちがって、満ち欠けしたり、出没の時刻が日々大きく

変化したりするので、見飽きない天体です。

 

ところで、「月」の起源を知ってますか?

古典的な形成仮説は、次の3つ。

                    (国立科学博物館「milsil」14巻1号より)

 

古典的な仮説の問題点を解決した「巨大衝突説」もあります。

                    (国立科学博物館「milsil」14巻1号より)

 

この「巨大衝突説」にも問題点があり、現在でもその修正仮説が

提案されたり、新しい仮説「小天体複数衝突説」が登場したり

しています。

月から目を離せないですね。

 

 

そんな月が主役の天体ショーが、一ヶ月後にあります。

11月19日(金)の部分月食です。

部分月食とはいっても、食分が98パーセントですから、

ほぼ皆既月食です。

 

こちらも、お見逃しなくビックリマーク

晴れるといいですね。