さてさて、今日は
9月中旬に見られる植物たちを紹介したいと思います。
とくに、種を反映させるために
植物たちが進化してきた素晴らしい能力をご覧ください。
ムシテック周辺の里山にもいろいろな植物があります。
まずはコチラ![]()
葉っぱが笹に似ているためか、チヂミザサと呼ばれている植物。
このような種がついているのですが、これがベタベタしているのです。
ベタベタした種が動物などの体について移動していくのです。
こちらはベタベタするのではないのですが
これもくっつく種になります。
この植物も個性的な名前で、ヌスビトハギという名前。
このようにズボンなどにくっついてしまいます。
人間もそうですが、動物の毛にくっつくことで
遠くまで種を運んでもらうのでしょうね。
そして、こちらは種ではないのですが
なかなか賢い植物なので紹介したいと思います。
黄色く、ちょっと変わった形の花をしています。
名前はキバナアキギリ。
何がすごいかというと・・・
花の真ん中にミツバチなどの昆虫がやってきて
花粉を探そうとすると…
(今回は昆虫たちがいなかったので、枝で押してみました)
ピョコっと、おしべが頭を下げて
昆虫の背中に花粉をつけてしまうのです。
このようにして、花粉を運んでもらうという賢い植物なのです。
あと、ちょっと紹介したい植物があったので![]()
この植物![]()
こちらはカラハナソウという植物。
話によると、ビールを作るときに使用する
ホップの原種ともいわれています。
(実際に使用しているのはセイヨウカラハナソウらしいです)
ムシテックワールド周辺にも
いろいろな植物がいて
観察するのも楽しいですよ![]()









