さて、今日のブログでは
以前開催した「化石をみつけよう」の
化石の取り出し方を紹介したいと思います。
使う道具は、マイナスドライバーと金づち。
現在使用している石は
湖の底にたまった泥が堆積して固まってできたものみたいで
写真のように層になっていて、あまり固くありません。
この層にそって、マイナスドライバーをあてて
トントンとたたいて、ずらしていくと…
このように、亀裂が入ります。
こんなにきれいに割ることができるのです。
ま、きれいに割れないこともありますが
4つに分けてみましたわれながらきれいにわれた
その成果はというと
残念なにも見つかりませんでした~
この作業を何回もコツコツとやっていると
このように石の割れたところから
葉っぱの化石を発見することができます。
では、化石の一部を紹介したいと思います
こちらはカエデの仲間。特徴的な形ですよね~。
ナツツバキ。葉脈がしっかりと残っています。
イヌブナ。この木は日本にしか分布されていない樹なんですね。
アズキナシ。
この樹には、小豆に似た実がなって
中身は梨に似ているらしく
それでアズキナシをいう名前がついたそうです
そして、こちら
これは資料になかったのですが
たぶんカエデの種だと思います。
カエデは種に羽がついていて
落下するときにくるくる回るようにできています。
今回使用した化石の入った石は…
隣の県、栃木県の那須塩原市にある
木の葉化石園さんから取り寄せております。
主に教育関連施設への販売をされているみたいですが
一般の方への販売もしているみたいです。
詳しくはホームページをご覧くださいね。