さて、今日のブログは
先日のブログの続きになります。
岩江中学校の活動を紹介しますね。
ムシテック周辺の自然を散策した後は
エコハウスで「土壌生物観察」というプログラムをおこないました。
つまり土の中や土の上で生活している生き物たちです。
土を大きな容器にとって
その中にいるであろう小さな生き物を地道に探すものになります。
それが大人気
土を採るのが楽しかったみたいで、何度も土交換している
生徒さんもいました
大きな生き物の代表としてはミミズやムカデ、ヤスデなど
小さな生き物は、アリとかダニとかですね~。
さて、今回自然観察に行ってきましたが
その中で見つけた生き物を少し紹介したいと思います。
まぁ、こちらは生き物というよりセミのぬけがらです。
しかし、このセミの幼虫は
どうしてこんなに葉っぱの端まで来たんだろう?
ここまで来るのは大変だっただろうなぁと思いました。
こちらはカマキリ。
でも、まだこの時期のカマキリは小さいですね。
肉食で強いイメージのカマキリですが
小さいうちは天敵も多いので大きく育つのはわずかなんです。
こちらは葉っぱを巣にした虫がいます。
この中にある虫は入っているのですがわかりますか?
この中に入っているのは
カバキコマチグモというクモなんです。
ちなみに、このクモは毒をもっているので咬まれると痛いそうです。
そして、この虫。なんという虫かわかりますか?
この虫はまだ成虫ではありません。
この幼虫は、マイマイカブリの幼虫なんです。
マイマイカブリはカタツムリを主食としているのですが
この幼虫もカタツムリを食べるそうです。
子どもの頃よりカタツムリを見ることが少なく
もしかしたら減少しているかもしれません。
そうなるとそれを食べている
マイマイカブリも少なくなっているのかもしれませんね~。
植物や虫の変化を見ると
自然の環境もわかってくるのかもしれないなぁと思いました