ここは、エントランスホール。
おや? いつもと違うような?
受付カウンターの奥に何かありますよ。
近づいて見ると、
そこには、天の川、織姫星、彦星、はくちょう座(カササギ?)が
見える星空と笹飾りが描かれています。
最近、気温がぐんぐん上がっていると思ったら、
もう七夕かざりの季節になったんですね。
今週末の自然体験プログラムは『七夕かざり』です。
自然素材を使って、下のような七夕のかざりをつくります。
なお、自然体験プログラム『七夕かざり』は予約制です。
みなさまのご予約を待ってます。
ところで、「たなばた」を七夕と書くのはなぜでしょう?
それは、七夕が7月7日のほしの世界の伝説に関係するからですね。
7日の夕刻(宵のころ)、天の川を隔てて暮らす織り姫と牽牛が
一年に一度のデートをするという、あの伝説です。
実は、七夕は一年に3回あります。
1回めは7月7日。
2回めが8月7日。月遅れの七夕です。仙台市や平塚市が有名ですね。
そして、3回めが「伝統的七夕の日(旧暦の7月7日)」です。
今年(2021年)の伝統的七夕の日は、2021年 8月14日です。
1回めの7月7日は、梅雨のまっただ中。
雨が降る可能性が高いですね。
雨で増水した天の川を渡ってのデートは無理?
いいえ、大丈夫です。七夕伝説によると、雨降りの夜にはたくさんの
カササギが飛んできて、天の川に橋を架けてくれるのです。
星空では、織り姫星と彦星の間を飛ぶ「はくちょう座」がカササギに
あたります。
3回の星空を下にならべます。どれも時刻は午後8字30分。
7月7日です。
8月7日です。
最後が8月14日。旧暦の7月7日です。
7月の織姫星と彦星は、まだ東の空低いところなので、8月の七夕が
いいですね。
ただし、旧暦は月の満ち欠けをもとにしているので、伝統的七夕の
夜には必ず半月直前の月が南西の空に見えるんです。
月明かりで天の川がよく見えませんが、織り姫が乗る船としての月は
七夕に欠かせませんね。