先週、エントランスホールの水生生物コーナーにフィールド担当者が
集まっていました。
そこには、枯れ葉がいっぱい詰め込まれた発泡スチロール製の箱が
あります。水槽からでたゴミでしょうか?
どうやらゴミではないようです。
箱の脇には、メモがあります。
この枯れ葉がいっぱいの箱は、今年の1月13日に冬眠に入った
タガメの寝室だったんです。
ムシテック周辺も、春らしい穏やかな陽気になってきたので、
そろそろ目覚めてもらいました。
箱から出した直後のタガメは、まだうとうとしているようです。
手のひらにのせても、じっとしています。
水槽に移すと、ゆっくりと動き出します。
頭を下にして石につかまっています。おしりの管で呼吸するのです。
この日のために、タガメのために、フィールド担当の宗形が、
オタマジャクシをい~っぱい採ってきました。
水の中のギャングと言われるタガメは、生き餌を食べるのです。
オタマジャクシと一緒に、コオイムシも採れたそうです。
夫婦仲よく採れたそうです。
タガメとは別の水槽に入れて展示してます。
卵を背中にしょって守るのは、夫の役割だそうです。
コオイムシに生まれなくてよかったと思うわたしは古い人間なのか?