一昨日(6月21日)、部分日食がありました。
下図は、須賀川市での見え方イラストです。
当日は朝から曇り空で、ほとんど期待していませんでした。
ところが、午後4時まえころから晴れ間がでて、部分日食を観察する
ことができました。
みなさんがお住いの地域ではいかがでしたか?
ここムシテックワールド(須賀川市)では、16時からの30分間と
17時ころの20分間に雲の隙間から太陽が見えました。ラッキーでした。
当館職員は、それぞれの隙間時間に観察しました。
でも科学館の職員には、これも仕事の一つですよね?!
日食観察めがねを使って目を保護しながら、観察してます。
スマートフォンで撮影に挑戦! でも難しい~。
こちらは、見晴らしのいい2階デッキから。
そして、ピンホールを使った観察もしました。
工作担当の廣瀬が持っている厚紙には、ムシテックマークの形に
ならんだピンホール(小さな穴)があいています。
スクリーン(テーブル)にムシテックマークの形に光がならんでいます。
拡大してみると、
光の点一つ一つが、欠けた太陽の形になっています。
ちょっと、かわいいですね。
もちろん、写真にも撮りました。
コンパクトデジカメに減光フィルターを付けて、手持ちで撮影しました。
ちょうど16時ころの太陽です。まだ欠けていません。
これは、16時20分ころです。下が少し欠けています。
これは、16時50分ころです。大きく欠けてきました。
そして、17時08分(食の最大)をむかえました。
どの写真にも薄雲がかかっています。
この後は、すっかり雲が厚くなって太陽が顔を出すことはありませんでした。
上の写真のように、部分日食のとき太陽が欠けて見えます。
でもこれは、太陽が変形するのではなく、太陽と地球の間を月が通過するため、太陽の一部が見えなくなる現象なんです。
今回のように、夏至の日に日食が起きるのは珍しいことだそうです。